>>422
そこはゆゆぽが使いたがっている【叙述トリック】で解決する

43話にて
<<本文抜粋>>
 その中で、黒髪の天才剣士と、銀髪の女性が楽しそうに談笑していた。


 ロイさんだった。

 皇女殿下とも知り合いなのか。


 入り口の扉を完全に開ききると、からんからんと言うベルが鳴って、全員の目線が僕らを捉える。


「あぁ、ルーン。ルークが帰って来たようだぞ」

「まぁ。ようやくご対面ですか。お待ちしていたかいがありました」


 華が咲いたかと思うほど可憐な笑みを見せて、銀髪の女性が僕を見た。

 席を立ち、つかつかと歩み寄ってくると、彼女はスカートの裾をつまんで、左足をわずかに引いて、淑女の挨拶をした。


「ルーク様、お初お目にかかります、ルーン・フォン・エジンバラと申します」

「あ……どうもご丁寧に。ルークです。ええと、ルーン皇女殿下……様?」
<<本文抜粋>>

ここで黒髪の天才剣士=ロイと錯覚させるのが第一のトリック
実はこの黒髪の天才剣士と思わしき者がルーティア皇女
浅黒い肌の活発な美少女と言う事でルークの目に剣士と映った事だろう

そして、銀髪の女性がルーティア皇女が連れて来た護衛・ルーン
エジンバラと言う家名を聞いてルークは皇女と勘違いした様だが
女性の皇女に使える護衛騎士と言うのは何か問題があっては困る
去勢した宦官であるか親戚末裔で実は親戚末裔が騎士として護衛についてるのであろう
特にエジンバラの家名を名乗れる事から継承権の無い母親から生まれた8女9女当りで
騎士として全うする覚悟がある物かもしれない


おそらく推測ではあるが王家はルークやロイを取り込みたいが
それであればロイは既に取り込めているはずであり
何らかの障害が考慮される

>そのテーブルに十数歩分の距離を空けて、皇女殿下の護衛と思われる近衛兵士たちが取り囲んでいた。

そこでルーティア(継承権有り)が護衛の振りをし近衛兵に紛れ観測し
血族ではあるが死んでも問題ないルーンを皇女として
野蛮な冒険者であるルークとロイの観察に当てたのだろう

つまり、この場所に皇女と呼ばれる人物が2人存在した事を注意深いゆゆぽ読者なら気づいたはず