北本好きは海外で大人気
本好き信者はディープ・ワンズ(本好きを深く知る者)と呼ばれ尊敬され、彼らの棲む村には地元の人間すら近づかないという
海辺の廃村や洞窟ではローゼマインの像が崇められ様々な儀式が行われている

本好きを読んだことにより発生した謎の伝染病により一夜にして住民の半数以上が主人公の性格の悪さに憤死し、残りの半数はお受験に落ちたヴィルをふんぬぅした
もとは、バプテスト教会やフリーメイソンなどの宗教があったが、2017年に香月尊師を教祖としたローゼマイン秘密教団という宗教団体が勢力を広げ、元のフリーメイソン会館を教会・集会場として使用し、夜な夜な集まっては怪し気な祈りの舞いを踊る様になった
教団を主宰する香月尊師が町を牛耳るようになる

この町の住民は、青白い蛙に似たのっぺりとした独特の容貌を持ち周辺の住民から忌み嫌われている
これを通称「うふふん面(マイン顔)」という
顔以外にも目が大きくまばたきが少ない、ガニ股、ピョコピョコ跳ねるように歩く姿、品のない貴族言葉を話す、祈って踊るなどが特徴に挙げられる
近隣のアーカムの住民を含め訪れる者は、稀である

またこの地を訪れ行方不明となる商人や役人も後をたたない
2018年、合衆国政府による「密造酒の取り締まり」とされる住民一斉検挙が海軍とFBIの共同作戦で行われ、更に荒廃が進み、半ばゴーストタウン化している
この一斉検挙の際に何故かローゼマイン像に向かって海軍の潜水艦から魚雷が打ち込まれた