今世も、死亡フラグしかない王太子の婚約者に転生しました

ヒロイン本命:具体的な対策を取らない取れないにもかかわらずヒロインを自分の元におこうとするクズ
ヒロイン父親の親族勢:内務大臣通してんじゃねえ。無礼働きまくってるんだからさっさと追い返せ。そうしない時点でヒロインの守護者として役に立たない
神様:なかなか神隠ししない理由がわからんので信用ならない

父親の親族組はヒロインをサクッとさらったところから頼りになるかと思ったらそこからグズグズしていて何をしたいのかわらからない
ヒロインが本命拒否った時点でこれでヒロインの言質は取ったと本命を大臣諸共追い返せばいいのにやらないのがわからん
神もそう。ヒロインが拒否った時点で「はい君失敗したね」で神隠しすればいいのに何故やらない

一番クズなのは本命だけど他の連中も目的のための最適な行動を取らないのがよくわからない
本命は挽回するなら君が安心して暮らせる国にしてみせるから待っていてくれと土下座してでも約束した上で大臣と妹連れて一端国へ帰ってヒロイン迎えるための国の改革をしてみせるしかないはずなんだが反発している側近すら放置でやる気なさ過ぎだろ

ところでこの手のクズというか駄目本命って、ヒロインと話をしている最中に他の女と手を繋いでいたり抱きつかれたりしてるのみられても振り解いたりして誤解を解くとか状況をすぐに説明するとかしない(作者がさせない)のなんでなんだろ?
どうしても振りほどけない事情があるとか邪魔が入るとかじゃなくて、ただただぼけっと女とくっついたままパターン結構見かける
誤解・すれ違いのじれったさの演出の一つのつもりなんだろうけどこの状況ってよほど上手くやらないと読者にこの本命クズっていう印象しか与えないしそれをなあなあで許すかスルーするヒロインも頭がゆるいとしか思えなくなるんだけどこういうシチュエーションって人気なの?