>>637
誰もが知ってるオーソドックスから抜きん出るのは、本当に腕がないとできない。

最近、カフェ飯やら、創作居酒屋やら、アイデアだけで勝負しようとする店も多いが、
当たり前のものが、あたり前以上に美味い、これに勝るものはなし。

案外、小説にも通ずるものがあるかもしれない、と思う。

あっと驚く展開、以外な結末。それよりも、より事象を深く掘り下げる、そんな習作と向き合うことがあってもいいかもしれない。

なぜ、春なのか。なぜ、別れるなら、なのか。その問いを繰り返し投げかけて、答えを探し続ける、広がりではなく、深さを求める、そんなお題もたまにあっていい。
ちょうど、星の輝きに、夜の闇の深さが必要なように。
では、さようなら。