>>567
悪くない話なのだが、ある単語が気になる! 本当に「ブランク」でいいのだろうか! ワイには一部が「スランプ」のように思えた!
スランプに陥っていた音楽家の名前は俊ではなくハルであった! ラジオ番組にゲストとして登場した詩人の大家、琳人によって明かされた!
ラジオに向けたメッセージはスランプに陥っていた息子に宛てたものであった! その後の鼻歌がスランプを脱し、両者の良好な関係を匂わせて程がよい!

>>688
左右対称の話がどこまでも続く! 最後が気になって読み進められた! 落ちは一心同体と云うことなのだろうか!
いきなりの展開なので少し滑らかさに欠けた! 伏線となる小さな喧嘩を間に挟む等の工夫があれば尚よい!
実りの秋はやや強引ではあるが、書き方の上手さもあって纏まった作品となった!

>>737
双頭の人物が主人公! 物語の中で個々が主張する! この話の主旨がはっきりとしない!
近未来の話である必要があるのだろうか! 分離手術を春に行う意味が希薄! そもそもここまでの発展した世界観で、
奇形の子供が産まれることはあるのだろうか! 今でも着床前診断があり、ある程度のことは予測できる! 微妙な話と云える!

>>741
お題の言葉を上手く引き継ぎ、物語の中に馴染ませていた! 短い中で個々の人物の特徴が活きていた!
小道具となる蝶は儚く、残された秋江夫人と重なって見えた! 春の留学を控えた主人公の心情ともよく合う!
無責任な教授に向けた腹立たしさは最後のお題の言葉で和らげた! 読後の余韻まで見据えた一作となった!

>>748
冒頭のお題は、ただのお飾りなのだろうか! 次の文章との関連性が見出せない!
ガンダムの固有名詞に意味があるのだろうか! 主人公の常識が非常識に思えるので、
何を主張しても受け入れられない状態で仕上がっていた! リアルの狂人を目指した結果なのだろうか!

>>763
離婚を仄めかす夫の心の裡を読んだ妻の独白で物語が進む!
甲斐甲斐しく尽くす妻は貞淑と思われるような書き方がされていた! 最後の落ちに繋げる為の工夫と云える!
落ちは借金の押し付けで妻は発狂した! ギャップを活かしたショートショートであった!