>>97
読んでみたよ。前回に比べれば、という気はするものの、迷走してる感を抱く作品だったかな

【評価基準】
・構成は良くなったか。
1章だけ見て構成がどうとか評価できるんだろうかという気がしないでもないけど。
そもそも主人公が誰なのかで戸惑う。視点、文体、展開、それぞれがチグハグな印象で、読んでてなんか落ち着かない気持ちになった

・世界観設定はちゃんと伝えることができているか。
正直イマイチだと思った。まず時代感がよくわからない。個人的な独断と偏見であるけれど、
二足歩行ロボット→近未来。アーティファクト(異能)→ゲーム的な西洋ファンタジー ってイメージを抱く。ティムの住まいは至って現代日本的。どこに地の足つけて作品世界を想像すればいいのか困った。

・キャラは立っているか。
全体的にゲームの村人って印象。プレイヤーに情報を与えるために必要なセリフを述べている、みたいな
最後の方で少しキャラに温度感みたいなものが出てはきたけど、ちょっと無理矢理感が強くて「ああ、うん」みたいな。
ティムのキャラはそもそも、しょっぱなの交渉で立てて欲しい。とにかく冒頭が面白くない。交渉が普通すぎ。ティムも女店主も。誰でも言える当たり前の台詞。ここで双方の「あく」の強さを出せないなら、はっきり言っていらないシーンだと思う
後半急に、猫好きだとか、シャワーも知らない箱入りだとか、ギャップ狙いの属性付与をぶっこんできたのも不自然な流れに感じてしまった。原因は、そこに至るまでにキャラ像がほとんどなかったからだと思っている

・面白いか。
面白くなかった。ティムへの共感もできないし、ラセツの行動も理解できないし

【点数評価】
あえて点数つけるなら、20点/100点ぐらい? 直感的に思いついた数字で意味はないけど
でも全体的に文章が変なところもいくつかあったから、それを考慮するともうちょい下がるかも

とりあえず以上にしときます。執筆お疲れ様でした。