>>174
ざっと全部読みました
特に矛盾や分かりにくい点は特に無かったけど、キャラについては、何だろう、
既にできあがった人間関係をあとから見せられてる気分というか……
勿論それでも面白い作品はあるけど、そういう作品は大体セリフ回しのアクをかなり強くしたり、スラップスティック気味な事件を起こしたりしてその辺をカバーしてるんだよね

そして「読めたものか」という問いに関しては、読んでる側と主人公が感情を共有できないままに話が進んでいくから、先の展開にあんまり興味が湧かなかった
より具体的に言うと、4番が死ぬまでの主人公の目的や動機が薄すぎる、と言うか何から何まであまりにも受動的で存在しているように見えない
だから感情移入ができなかったし、主人公に対して好悪どちらの感情も持てなかった
物欲、色欲、出世欲、冒険心、謎の解決、大義の遂行、苦境からの脱出etc、何でもいいから動機が欲しい

天使の設定上そうなるのが仕方無いのは分かる。が、だったら舞台に異物をぶち込んでそいつを主人公にしないと物語にはならない気がする


余談だけど、主要人物ほとんど番号呼びは絵の存在しない小説という媒体だと結構無理があるような気がしないでもない
主人公が心の中で勝手に呼んでるあだ名くらいは割り振っといてもいいのでは、とは思った