>>343
感想ありがとうございます。

>主人公の視点と作者の視点が錯綜しているように感じられた
>三人称で書いてから一人称に変更したようなイメージがある

なるほど。
特に三人称から一人称に変えたわけではありません。
でもそういう風に感じてしまうということは何か別の原因があるということだと思います。
(後述で話していただいている母親の葬儀だと最初に明かすべきでは?という部分ですね)
これは、一人称でキャラクターが思うべき心情や状況描写が作者によって不自然に歪められている、と感じられているのですね。
つまりは、作者によって意図的に情報を伏せられている、というのが読者に伝わってしまっているということです。
良くありがちなミスなんですけど、やってはいけないもののいい例になってしまいました。
こういう伏線っていうのは伏せていると悟らせてはいけないんですよね。
だからちゃんと出せる情報と、出さない情報を取捨選択して、ぱっと見違和感がないようにしないといけない。
特に指摘している部分は、出しても問題がないというか、わざとらしすぎるので、本当に失敗ですね。
他にもそういう部分があるので、その違和感は徹底的に潰さないといけませんね。
ご指摘ありがとうございます。

>あと引っかかったのは「自分」という単語が頻出している点
自分って言葉もどこか俯瞰したイメージを与える言葉なので、一人称とずれる印象があるのかもしれません。
主人公がどこか自意識と乖離して、俯瞰して自分のことを実況しているイメージを与えたかったので、多めに使われているのですが、
それはそれで違和感の原因なのかもしれません。

>それに必要な改行が足りない気がした
もっともなご指摘です。
心情描写が続くと、どこで千切っていいのか自分でも書いていて悩むんですよね。
ここまでぐちぐちと心情描写が書かれているものを書くのは初めてなので、
稚拙さが露見してしまっていますね……

>幽霊、ってのがフックだと、幽霊の動機が大事=つまり幽霊が説明してくれれば終わる
>って感じちゃうから同じ流れであってももっと個性的なフックがあった方がいいと思った
個性的なフック……難しいところではあるんですけど、とても大事なところなんですよね。
容姿であったり、謎であったり、状況であったり……何かしら魅力的なものを提示しないといけませんね。


>>344
感想ありがとうございます。

>90年代から2000年代あたりの昔の馴染み深い一人称のエロゲをプレーしたときに見た文章形式に近い感覚がした
ああ、イメージはそれに近いかもしれません。
画面いっぱいに文章が埋め尽くされる、ビジュアルノベルと似た形式ですね。
あの形式は好きなのですが、近年は忌避されているような気がします。
とにかくテンポの良さが重視される時代なので、そりゃあ、文章の塊が目に入ってきたら嫌に決まってますよね。
テンポよく生きていかないとダメですね。