若いころの努力ってただ成功する為の手段じゃなくて
他人への尊敬とか自分の身の程を知るとかそういう人としての情緒を形成する為のプロセスなのよね
それを全くしてない人は、根拠のない全能感を持ったまま大人になってしまう

なろう主人公は異世界に転生したらそれだけで全部上手く行く
それを読んでる読者も「俺はたまたま評価されてないだけで本当の俺はもっと凄いんだ」と思ってる
それがなんでかって根本を辿れば、あいつらは現実で何かを本気で頑張った事が一度もないからなんだよ