結構前から日本文学ではよく見られた文体
句点を使わずに読点を連続させて文章を長くしたり、時には読点すら省いてダラダラ書く
口語寄りの表現で、大時代のいわゆる文学とは対照的なんだが、そういった権威を相対化する意図を小賢しくもにおわせているので一周回って文学的という
しかしせいぜい文学的「風」
緊張感を欠いてて読者をナメた感じだし(反抗する若者的感性?)自己のセンスを衒う感じが鼻につく
女性作家に多い印象
最近の作家は追いかけてないからすでに過去の人かもしれないけど、ぱっと思いつくのは綿矢りさとか川上未映子かなあ