「神」の力を借りた「聖」なる白「魔」法ってのが嫌いで、
絶対に使わないようにしている。不自然だろと。
魔王の魔、魔界の魔、悪魔の魔なんだから。

古来より、坊さん=聖職者が、「悪霊退散! 喝!」
なんてやる、いわばターンアンデッドのことを、
「法力」なんて言うだろ? 

聖職者が行使する、白い神聖な力は法力、法術。
魔術師が行使する、黒い魔界の力は魔力、魔術。
魔と法の二つを並べた総称が「魔法」である、と。

俺は剣と魔法のファンタジーばかりをずっと描いてるけど、
作品を跨いで、この設定を貫き通してる。
どうせ言葉の上だけのことだから、どんな作品でも使えるからな。

無論、キャラやストーリーにも影響しないから、
ここだけ直してくれと言われりゃすぐ直せるし。