>>904
遠きより「あれぇ〜」の悲鳴ありて、なろーしゅの駆けつけるや、麗しの乙女、いと醜きゴブリンに襲われたり。
すかさずなろーしゅは剣を抜き払い、えいやっと袈裟懸けに斬りつけたり。
しかして小鬼も見事なもの、ぴょんゝと跳ね退きて、崖上へ位置どるや、こちらを見下ろし、下卑た嘲笑を浴びせかけたる。
刃の届かざること、なろーしゅは憤りたり。
「ならば、小鬼よ、えい、くらえ。《隕石落とし/メテオフォール》。」
なろーしゅの詠唱短けれど、しかしそれは短縮詠唱なる秘技なれば、本来は魔術師10人からなる大儀式を要す大魔術なり。
空から降りきたる隕石の、轟轟たる様、まさに杞の憂するごとく、天が砕ける様に似て、あはれ小鬼、乙女ごと爆散したり。

ちょっと古風に書いてみたぜ!