>>432
じゃあ文学としての意見じゃなくても良いよ。
(文学作品としての価値をどこに置くかは主観だし人それぞれ。俺は俺が読んで
面白い作品が価値があると思うけれど、
君の中の価値の定義は知りたくないから言わなくても良いよ)
とりあえず武者小路実篤の友情は、ストーリーラインが読者ファーストで設計されていた。
キャラクターも立ってたし、説明も過不足なかった。
主人公が脚本家だから武者小路実篤さんの自己投影が結構されている感じがしたけれど、
そのことも含めて興味深かった。
日本語の使い方が古かったけれど、それ以上に登場人物たちの行動、心理が瑞々しかった。
とにかく読者を飽きさせず、作者が初めから提示している結末を迎えてもなお、新鮮な驚きが
あった。
こういう全てをひっくるめて、一言にまとめると、面白いという個人的な感想を抱いた。
で、君は武者小路実篤の「友情」についてどう思う?