>「やぁ、初めまして。僕と恋人契約を結んで欲しいんだけど」
>隣国の王太子である。藪から棒の話にミレルダは困惑する。そんなミレルダに、王太子は続けて言った。

>「その代わり、身分の保証はするから」

>城を爆破させて、公爵家も爆破した、本物の聖女でもある自分を祖国は探すだろう。その話は渡りに船であった。

とりあえず高度な火薬精製技術はあるらしい