宰相、短編などで調べても出てこず
【読んだ時期】5〜8年くらい前
【大体のジャンル】恋愛 コメディー
【主人公/登場人物】女主人公/10代→40代/不美人、キツイ顔付き、あの美男美女夫婦からこんな娘がと言われている
【記憶にある粗筋】
魔法もスキルも悪役令嬢も出てこない中世風世界
貴族の両親は遊び人で違法薬物を使ったパーティーに参加しラリって死亡
ついでに借金も残し風評と合わせて家は没落し、当時10代の主人公は家名を売って借金を返済
平民になった主人公は国の試験制度を使って役人になり20年くらいかけて出世して宰相に指名される

ある日主人公は仕事帰りに落馬した騎士見習いを見かけ、怪我を看てやる
そこから数年経ち、40近い主人公に突然縁談が舞い込む
相手は他国の王族に嫁いだ令嬢の息子で、数年前から母親の実家を継ぐため主人公の国に移住し、軍に所属している
主人公は他国の王族に自分のような不良債権を宛てがうなんて気が触れたのかと怒るが、国王いわく相手側からの指名
仕方なく会いに行った主人公だが、相手は以前に怪我を看てやった騎士見習いだった
男はその一件で主人公に好意を持ち、数年掛けて一角の騎士になれたので結婚を申し込みましたと経緯を話す
主人公は王族絡みの縁談を断れるはずもないから潔く結婚するし跡継ぎも作ると応え、その通りに息子を産む
主人公は自分のような女を孫の嫁として迎え入れてくれた善良な義理の祖父母を尊敬し
「お義祖父様とお義祖母様を悲しませてはならない。そんなことをする奴は息子にあらず。下の一物切り落として好事家に売り飛ばしてくれる」
と子供に教え込み、子供は主人公を恐れ身を引き締めながら育つことになる
そんな息子が後々選んだ結婚相手は母親そっくりの女傑でしたというオチで終了

【補足】セリフが印象に残っていて、ほぼそのままのはずです
心当たりのある方居ましたらよろしくお願いします