故にジャマルは〜の文章的に「故」が掛かってるのは、トッドの奮戦=声も上げずにジャマルについてきてる部分
で、何故これがジャマルがトッドを意識しなくて良い理由になるのかというと、ジャマルの生死=2人の生死になって、ジャマルの気が逸れた結果、ジャマル自身は生き残ったけどトッドは後方で死んでましたーみたいなパターンが無くなったから
要するに、ジャマルはトッドが気を逸らすような何かを起こす場合を念頭に置いて意識していた事になる

時間の流れがスローに感じるほどの集中力を発揮している中で、この描写があってなお義弟&要人という護衛対象がついてきているか否かを正常に判断できてないのはおかしいと思う

同時に、最後のトッドのシーン的にはそもそもジャマル頼みの賭けにはハナから乗らずに1人だけ逃げたっていう考えも正しいとは思う

結局トッドの隠された能力やら卓越した身振りやらでジャマルを勘違いさせたみたいなオチがない限り、達平の文章がベアトリスの勘違いを生んだ時みたいに下手だったか、ご都合でトッドがうまく逃げられたかの2択になる