>>450
>違うやり方としては、戦時中で交戦国の領土と勘違いして日本の領域に艦隊を侵入させてしまうとか?

それだけじゃダメだな
読者が「勘違いが発端なら、話し合いさえすれば誤解が解けて解決するのでは?」と突っ込みを入れるだろう

冒険者側は日本を攻撃せざるをえなかったし、日本側も武力行使以外に取れる選択肢がなかった、そんな状況を設定する必要があるだろう

例えば冒険者が主人公なら、中世のイギリス海賊船みたいに、スペインの商船を拿捕するほど、女王から賞金と名誉を得られる、みたいな報酬型の理由をつけると言う手もある

また、派閥対立型の理由というのも一つの手だ
主人公はハト派の所属であり、あくまで日本という未知の国との穏便な接触を考えるのに対して、タカ派は先制攻撃こそが勝利の要だと主張する
あるときタカ派が、ついに対日戦の戦端を開こうと動き出し、主人公は否応なく巻き込まれていく
この構図を上手く描いたのが、映画「クリムゾン・タイド」だ

もちろん、日本側にも戦う理由が必要だ
冒険者の船を見て、「誘拐された邦人が乗ってるのではないか」とか、
「転移の際に沈没したプルトニウム輸送船を調査したところ、核燃料を収納していたコンテナが1個消えたことが判明したが、あの船に乗ってるのではないか」とか何でも良い
交渉という手段が取れないほど、理由は切羽詰まっていて、タイムリミットがあるものが良い