「いいえ。貴族の義務を怠った父が悪いのです。いけないことだとは知りつつ、その父に甘えてしまっていたわたくしも同罪です」
「覚悟はできています。もはやどうなってもかまいません」

「このミチオ殿は、余らにもうかがい知れない実力を持っているようだ。おそらくは遠くない将来、迷宮を倒して貴族の仲間入りをするだろう。貴族の責務を果たしてこなかったことを本当に後悔しているのならば、彼の下につくのがよいのではないか」
「ルティナ、わたくしもそれがいいと思います」
「……分かりました。好きにすればよいでしょう」

前巻の流れで内密さんが有望株であると説明しつつ、こう覚悟完了してるんだから、違和感も不自然も別に無くねか。webルティナのヤンチャな印象に引き摺られてないか