>>698

少し目を通した感じ、文章はまともで、一人称の雰囲気づくりなど慣れている印象があった

けれど、他の方の指摘の通り「冗長」と感じた

直近の晒しで「一人称は主眼の思考・感情・行動を意識して」なんて言った口で言うのも何だけど
キャラ紹介のつもりで散歩がどうのアイスがどうの仕送りがどうのアパートがどうの
主人公の思考を書きすぎていて、性格や個性が隠れてしまって、受け取りにくくなってしまってます

同じことがストーリーの運びや構成と展開にもいえると思います
回り道や描写のし過ぎで、要点がぼやけたり説明や紹介に埋もれて読者が受け取れなかったりと、やりすぎて損をしているな、と思います
各話に要点を設けて、読み終わったときに要点が印象に残る筋運びや、会話と地の文の配分を意識してみてはどうでしょうか

また、一話冒頭のやり取りは必要でしょうか?
猟奇的であったりある種恋に恋しているメルヘンの混じった雰囲気づくりとして効果はあると思いますが、それがために続く散歩やアイスや仕送りの語りと結びつかず、「こんなほっこり日常だけど後で重くなるんだろうなぁ」と冷めてみてしまい、キャラ紹介のはずの思考がダラダラ長く感じさせるのかもしれません


それと、少し気になるのが、「自分の特性を生かしつつ、明るい楽しい作品を書きたい」とのことですが
ご自身で「特性」はどこだと思っておられますか?
特性や持ち技や持ち味は過信したり誇ることで向き合えるジャンルを狭めてしまうことがあります
「やりたいこと」と「やれること」がぶつかってしまって、噛み合わなくなってうまくいかないのです

また明るく楽しい作品つくりのためのキャラメイクや舞台設定というものもあります
そうした下敷きを知ったり学ぶだけで作品作りは大きく変化すると思います