>>849
もちろん復讐がメインの動機ではない。「失格者の弁」にあるとおりの理由であろう。あのお父さんは相当な人物だとみている。

ただ、あの作品を世に出すことで、最も大きな(負の)影響が及ぶのが中村さんであることは、もとより想像に難くない。
ということは、「及んでもやむなし」という心理が働いていなければ、あれを新潮社から出すことはできなかったはず。

悦子さんの死後の対応などを通して、そういう心理が働くに足るだけの事があったのではないか、というのが率直な感想。
もちろんこれはただの推測であって、直接の証拠があるわけではない。