すみませんお願いします。
【いつ読んだ】
2009〜2010年頃
【あらすじ・覚えているエピソード】
少年は、彼のおじさんからお土産で貰ったビン詰めの2匹の蝶(キラキラの青色?)を眺めるのが日課だった。ある日、蝶の鱗粉に幻覚の作用があることを知る。羽根を試しに食べてみると気持ちが悪くなってしまう。
女の子が少年を訪ねるが、その女の子は幻。蝶の羽根食べ続けていたら、真冬なのに蝶で埋め尽くされた部屋にいる。いつの間にか引きこもりになっていた。幻の蝶を使って少年は絵を描いている。油を使って紙に張り付けたり。
時間の感覚がわからなくなり、数日前のカップラーメンを食べて吐く。
学校の教師(女性)が訊ねるが、真冬なのに薄着で対応し、心配される。
幻の女の子に幻覚のことを指摘される。少年はその事に気づいていたが、わからないふりをしていた。
ラストシーンで、少年はボロボロになった蝶を使って絵を描くが、油が染み込んだ羽根は輝きを失い、ああ、失敗した。みたいな感じで終わる。
【物語の舞台となった国・時代】
日本、現代
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
青色だったような?文庫ではない以外わかりません。
【その他覚えていること何でも】
短編集ではないですが、あまり長くはない、あっさり読める感じだったと思います。

すみませんが宜しくお願い致します。