>>46
真珠湾攻撃を決定したのは永野修身軍令部長と山本五十六連合艦隊司令長官なのは昭和史の常識。
そして海軍の軍事行動の決定に陸軍はもちろんも首相を含むどの大臣も関与できない(これを「統帥権の独立」という)のも近代日本史の常識。

一行目は高校生が知らなくて仕方がないが、二行目は高校日本史の基礎レベルだ(これを知らないとどの国立大学の日本史合格レベルにも達しない)。
これを堂々と間違えているのだから、日本史について、山崎は有料の出版物を執筆してはならないし、出版社は山崎の本で対価を受け取ってはならない。
twitterや同人誌で日本史について書き連ねるぶんにはどうぞご勝手に。

昭和天皇については海軍で決定した計画を拒否する権能があったかどうかが問題となる。
あると考えるのが天皇主権説でないと考えるのが天皇機関説だ。
昭和天皇の戦争責任についてはどちらで考えるかで結論は変わってくるわけです。

結局真珠湾攻撃については昭和天皇-永野軍令部長-山本長官の系列だけが問題になる。
天皇機関説ないし帝国憲法3条の天皇の法的免責規定を重視すれば永野-山本だけが決断し命令した責任を負う。
内閣の首相・陸相は何の権限も責任もない。陸海軍の軍事行動に内閣は関与しないしできない(統帥権の独立)。