大藪春彦(18) [無断転載禁止]©2ch.net
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>>332
ただ9連発(弾倉8発+薬室1発)でフルオートにしても、あまり意味が無かった気もする
一瞬で弾無くなるし
「復讐の掟」だったかで主役の使ってた、弾倉に16発ぐらい装填出来る特注品ワルサーなら、実用的かも知れないけど
もっともあちらはあちらで、何でヤクザ程度でそんなの持ってるのという疑問も残るけど 「沈黙の刺客」だったかな
サイレンサー付きでフルオート機能付きで20連発だか30連発だかの特性弾倉有りの、中二病感覚あふれるベレッタピューマ持ってたの
あんな32口径の小型拳銃フルオートにしても、そんなの使いこなせるの大藪主人公だけだってば まあ、チェコのスコーピオンも.32口径のマシンガンだしw
あっちは一応連射を想定した構造だけど。 そんなオートマチック愛好者なんぞ
スミス・アンド・ウエッスン(S・W)の
リヴォルヴァーを抜き出し、口径四十五の銃口で
でかい死の穴をあけるのみ >>341 おっと、コルト・パイソン,357マグナムを忘れて貰っちゃ困るぜ ローマンやトルーパーだって主演してるんだからな 何かの記事で大藪先生が語ってたことだけど
基本なるべく主人公にはオートマチック持たせる方針だったらしい
弾倉瞬時に入れ替えて連射続けられるし、脛や太腿に隠すのに便利
というのが主な理由みたい
あと主人公の腕なら大して威力の無い弾でも急所に当てて即死させられるから、マグナム拳銃ほどの殺傷力へのこだわりが無かったというのも
後期は次第にマグナムリボルバーも増えるが、それはクイックリローダーの普及で装填が素早くなったせいみたい
もちろん流行りのせいもあるけど あとコルトパイソン等357マグナムのリボルバーが多用されるのは、薬莢の長さ以外の弾の規格が38口径スペシャル弾と同じだかららしい
つまり警官やヤクザから弾の入手が簡単に出来る
(トカレフ台頭以前のヤクザの代表的な拳銃は38口径のリボルバー) リボルバー、オート問わず使用弾薬の普遍性というか、普及してる弾薬も時代によって左右されるしね。9mm×19と,38スペシャルは鉄板でしょ。トカレフと7,62mm×23弾はセットじゃないと使えないしマカロフと9mm×18弾も又然り。 次元大介「オートマチックの弱点を知ってるか」
敵のマカロフ使い「くっ、ジャムらせるために…」 リヴォルヴァーなら手首で反動を逃がしても良いけど、ショートリコイルのコンバット・オートは全身で反動を受け止めにゃいかんぜよ もしも今も大藪先生存命中なら、主人公にモーゼルミリタリー持たせたかも
トカレフと同じ規格の弾だから、今なら弾の入手には困らないし
(元々ソ連がモーゼル輸入して使ってた頃に、同じ弾で使えるように作られたのがトカレフ)
共産圏との国交があまり無かった存命中の頃だと、弾の入手が困難なせいか、主人公で使ってた人の記憶無い
当時としては多い装弾数、ストック付ければ遠距離での射撃も出来る、バージョンによってはフルオートにも出来ると、古い銃ながら利点も多いのに 一方トカレフは主人公のメインアームとしては使わないだろうな
一時の間に合わせか、偶然入手してそれしか選択肢無いなら使うかも知れないけど
モーゼル用の高速の弾に対して、トカレフは小型軽量過ぎてコントロールしづらい
しかも安全装置が撃鉄のハーフコック機構のみというデンジャラスな仕様だし >>350 「輪殺の掟」のヒーローチームがモーゼルM712をストック着けて使ってたよ。日本でも大正〜昭和初期にはストックを固定すれば猟銃として登録・所持出来たんだって。(←by血の挑戦) >>355
PART7だったかな。女優と初詣とファックのくだり。さらっと書いてるんだけど、
ネットリ描写よりエロく感じた。 今「汚れた英雄」の映画を見ている
時代背景その他いろいろ違うのはしょうがないとして、北野晶夫のキャラが全然違う気が
レース以外の晶夫って、男と乱闘してるか女と乱交してるかどちらかのイメージ
あとちょうど映画制作された頃がなんクリのブームだったせいか、やたらと服やら何やらアイテムが羅列されたオサレ映画風味なのも違和感 一般書籍よりもおすすめてきにネットで得する情報とか
グーグル検索⇒『稲本のメツイオウレフフレゼ
9NEBM 原作通りなんて尺もスケール的にも不可能。
大仕掛けは得意でも、話は書けない春樹が主導。
結果、
「思い付く『カッコいい』をブチ込んでみました」
だけになったのが映画「汚れた英雄」。
トレーニング場面はちょっと「ロッキー」
色男場面はリチャード・ギアの「アメリカンジゴロ」が
入ってる。(音楽も似てる) 角川映画のは、どれもね〜
日活だったか、探偵事務所23はよかったよ。 探偵事務所23は鈴木清順監督とは思えない普通の娯楽作品
ヒロイン笹森礼子は可愛いけどあの役には荷が重すぎた
信欣三が意外にも渋くてかっこよかった さて、センセが知ったらどう思うだろうか
https://nikkan-spa.jp/1448802 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:847cfeaf6f31691a42c25abc56bd4433) 若干スレ違いだが,40S&W弾って,45口径並みの弾頭重量と9mm×19パラベラム並みの銃口初速を両立させてるのな ハリー先生なら次元大介と冴羽燎を瞬〇出来るヒーローを描いたろうな 割と最近出来た実包なんだな(1990年)
中途半端なものかと思っていたが(10mmと勘違い)、
評価が高いと初めて知った
調べてみる機会をありがとう あー、モナコでゲップ我慢するくらい
デカいエビ食いたい 銃器の種類は合理性より作者の好みが反映されてる印象もある
ルガーP08
コルトパイソン
シュマイザー
いずれも作品を代表する銃種だがイコール作者が趣味として好きな銃器
時代的に古かったり実戦に不向きな機能があったり
真のリアルからは微妙にズレている 映画は
角川文庫の汚れた英雄と野獣死すべしの脚本をまず読んだが
面白くて良くできてると思ったよ >>372
オンナにヤられたり、精神異常者になる伊達邦彦なんて、ありえないよ。 >>374
原作通り完全勝利にしたら映倫に引っ掛かるんだろ 仕方ない
仲代達矢編・野獣死すべしのラストの事後談みたいなのもも映倫にうるさく言われて無理やり追加されたものだし >>371
昭和40年代だったらルガーはともかく、シュマイザーやパイソンは最新型とまで言えなくても、さほど古くないのでは? 大藪先生って、守衛とか警備員嫌いだね
大抵「警察官の制服に似せた制服の警備員が高圧的な態度で」てな書き方されるし
まあ多くの場合、主人公に殺される敵役だから、殺されて当然って雰囲気にする為かも知れないが 昔の警備員ってヤクザもどきがやってる仕事ってイメージ 警備員はともかく、守衛と聞くとなんだか「定年退職した穏やかな人」のイメージがあるな。 自分はたいして強くもないのにがないのに
権力をかさにきるやつ大嫌いだったんだろうな 晶夫がやってたバイアスロンはあまりニュースでも取りあげられないな >>379 ご明察の通り
>>バイアスロン 五輪での射撃競技って本当に日本のメディアは無視してるよな 23回忌
土に還えるとも、野獣は死なず
ちなみに、22年前の夕方だったそうな その夜、近所のDV家庭での児童虐待を暴いて通報、ヒーロー気分で舞い上がっていたら翌朝先生の訃報に触れた。何とも虚しい気持ちになった事は今でも辛い。 先生を偲んで、ステーキ1キロ食おうかと思ったけど400グラムにしとく 「青春は屍を越えて」
以前は伊達やら西城みたいなスーパーヒーローが任務を受け巨悪を葬るみたいな話が
好きだったが、おっさんになったからなのかどうか分からんが、この手の
「世間に楯突く若造が野望の果てに自滅」する話も改めてグッと来るようになった。 >>392 中には「生け贄」みたいに囮として惨殺された親友の復讐を遂げた勤労青年が居たり、アート・ブレイキーばりのドラマーが貧しい友達と宝石強奪に挑む「拳銃のわかれ」みたいに高度成長時代の影の部分を引き摺った佳作が多いね。
極め付きは「暗い春」、60年安保闘争とは無縁に貧しい大学生がウィンチェスターM70で当時の首相を…(のちのレギュラー) その部類(角川文庫の短編集)では「復讐は俺の血で」が特におすすめ >>394 「白い夏」って言うゴダールの映画みたいな短編が入ってる本かな 「ある刑事が金塊密輸を摘発するが、その金塊には日米両政府の思惑が絡んでいて
事件自体隠蔽された上に刑事本人も口封じされてしまう」
タイトル忘れたが、後味の悪さがダントツで(他にも後味の悪い話はあるのに)
何故か未だに忘れられない。 >>397 徳間文庫の「ザ・戦闘者」に収録されてた「黄金の謀略」だね 沖縄の本土返還に絡む日米間の密約を知りかけた森下警部が…という時代の闇を感じる謀略物
ラストの数行がじわじわ怖い 降りてきたヴェロニカの子宮が独立した生物のように亀頭をマッサージする。 ウィンチェスターM70のプリ'64モデル、口径,338ウィンチェスター・マグナム。コストダウンの犠牲になる前の精度と耐久性のバランスとに優れたモデルだ。 04/12発売 光文社文庫 狼は復讐を誓う エアウェイ・ハンター・シリーズ 第一部パリ篇 今大藪作品が新たに文庫化されるとしたら、萌え美少女の表紙になるのかな
大藪作品でエロいことしてる女は、基本成人なんだけど
(未成年の少女がやってる作品もあるけど、主人公よりも悪役がやってる場合が多い)
あるいは鋭角な輪郭のイケメンのイラストで、本来の読者層と著しく違う読者層が間違って買ったりとか 大藪春彦の表紙は生頼範義氏が至高だと思う
中身の禍々しさを出せてる 生頼範義氏と辰巳四郎氏の両雄が並び立ってるな。
生頼氏なら「暴力租介」一作で大藪ワールドの全てを語り、辰巳氏は「野獣死すべし」(角川文庫、イラスト表紙版)で伊達邦彦の全てを語る。 浅田真央、イノシシ狩りに興味
意外な所でヘッドハンター誕生 皮を剥がずに毛だけ剃って毛根の食感を楽しむ真央ちゃん 主人公が基本ローンウルフなせいか、大藪作品で主人公が二人組で、なおかつ同格というパターンは少ないね
短編の「誤算」と「今日もこの町で」ぐらいかな
二人組だと、片方が主人公で、もう片方がその弟分みたいなパターンが目立つ >>409 後期の作品だけど、「アウトバーン0号作戦」&「砂漠の狩人」(ウエポン・ハンターシリーズ)で星島浩と相棒になるペーター・ビュルガーが近いかも。星島と似た悲しい過去と復讐、意外な特技もあってキャラが立ってる 輪殺の掟はそういう意味ではかなり異色だったな
津島(だっけ?)と新宿太郎(仮名)&池袋次郎(仮名)が別陣営に潜り込んで対立させるの 津場登(マッチョ)、本城昇(クールなイケメン)、岩下健一(陽気そうな感じ)のトリオだね。「処刑軍団」にも引き続きヒーローチームで登場するから、確かに異色だわ(更に「処刑軍団」では参謀役として浜野幸男と言うインテリ親父まで仲間入り) 「処刑戦士」も追加で。相馬秀夫(正統派大藪ヒーロータイプ)、中条幸夫(甘口イケメン)、久保弘(貫禄のある中年)、松尾利夫(小柄・細身・ベジタリアンで酒が苦手で左利き)の四人の元陸自レインジャーでチームワーク抜群。 チームものになると、主人公がリーダーか、リーダーに次ぐ重鎮ポジションになりがちだね 「処刑軍団」はその名残があるね。「処刑戦士」の四人は自衛隊からの顔馴染み(富士教導団に居た)だけあって完全に合議制で役割分担が別れてるために平等で対等。 二丁拳銃の組み合わせでベストなのは右がグロック17で左がベレッタ92? 大藪流ヘッドショットなら二挺拳銃よりモーゼルM712をセミで使うか、FN5-7の 多弾数マガジン(ノーマルで20発)の方がケレン味が効くし、敵の人数が多ければM16+M203で面的制圧(AK+GP-25でも可)ラスボスはラヴレスかクザンのナイフで処刑したあと、核でしょ 『骨肉の掟』でタミー・ザ・ブリットがゴルゴ銃みたいなのを二丁小銃するシーンがあったな 新城彰が使ったニューハウゼンがイマイチ正体がわからない。検索しても旧SIGについてしか結果が出てこない(今の企業名は、スイス・アームズ・ノイハウゼン)P220かP226が日本に紹介された時、そう称されたのかな 時代的にP210だろうな。
SP47/48などの表記もあったかと。 ザウエル自動拳銃はナチ時代に造られた.38口径の中型オートだよ。
ワルサーPPあたりと同じカテゴリー。
SIGとザウエルの関係は複雑かつ長くなるのでご勘弁。 >>424
そんな古いものだったんだ
聞き慣れないから書かれた当時の新製品かと思ってた
金狼を初めて読んだときコルト38スーパーって
どんなすごいピストルなの (?_?) とあれこれ想像したが
要は(見た目は)ガバメントだったのね ワルサーPPK →女の護身用
グロッグ17 →ハイジャック犯
ベレッタ92 →ヤクザ
デザートイーグル→脳筋
コルトガバメント →捜査一課の刑事
なぜこのイメージが付いた >>427 ほとんど映画やアニメのヴィジュアルイメージだと思うけど…
>>グロック 当初はハイポリマープラスチックだからX線検査に引っ掛からないと喧伝されてた。(スライド、銃身、バネは鋼鉄)
>>デザートイーグルはシュワちゃんがメジャーにしたようなもんだし
>>ガバメントは戦後余剰装備として警察・自衛隊に払い下げられた(殆んどはコルト以外の製品)上に銭形警部がひたすら威嚇射撃してたからか? 個人的にベレッタは「はみ出し刑事」のイメージだけどな。
昔「パリ警視J」でベルモンドがフルオートでぶっ放すシーンで度肝抜かれた。 >>430
俺はリーサルウェポンのメル・ギブソンか黒木豹介かな… ベレッタと言ったらダイ・ハードやリーサル・ウェポンかな 営業用の大きな冷蔵庫に買ってきた食料の大部分を収めた速見は、帽子とジャケットと靴を脱ぎ、
金魚鉢ほどの大きなグラスに氷とジンと少量のドライ・ヴェルモットと十滴ほどのアンゴラース・ビタースをぶちこみ、フォークで掻き回した。レモンの皮を放りこむ。
一度に水呑み用グラス三杯分ほどを喉を鳴らせながら飲んだ。
露が浮かんだ大きなカクテル・グラスには、まだ三分の二ほどドライ・マルテーニが残った。
速見はアルコールが回ってくると共に猛然と食欲が起こってくるのを覚えた。
テンダーロインの大きな塊りから一キロほどヘンケルの牛刀で切り取り、塩と荒挽きのブラック・ペッパーを振った。
玉ネギを二個ミジン切りにする。ガス・レンジに大きなフライパンを掛けてサラダ油を流しこむ。
煙抜きのファンを廻した。やがて、オイルが煙をあげはじめた。速見はそこに五十グラムほどの牛脂を放りこんだ。菜箸で掻き廻す。
牛脂は焦げながら溶けた。脂がはぜ、速見のシュッティング・グラスに飛び散る。フライパンのまわりからときどき炎があがった。
速見は一キロのテンダーロインをフライパンに入れた。にぎやかな音と共に、脂はさらに飛んだ。
ビーフの肉汁があまり逃げないように、三十秒ほどで速見は肉を引っくり返し、高熱で両面を硬化させた。
また三十秒ほど待ってガスを中火にし、買ってきてあったポテト・サラダに玉ねぎのミジン切りの一個分を混ぜた。
ミディアムに焼いたステーキを大皿に移し、その脇にポテト・サラダを盛りあげる。フライパンに残った牛脂と肉汁のグレーヴィに残りの玉ネギのミジン切りを放りこんで掻き回し、キツネ色に焦がした。
そこにショーユと砂糖を入れて沸騰させ、日本酒を一合ほどぶちこんだ。
そうやって作ったグレーヴィ・ソースを焼けたステーキの上から流し、テーブルに運ぶ。
まだ中心部にわずかに血が残るステーキを、ナイフとフォークでいそがしく使って貪り食う。ときどき、ポテト・サラダで口の中の脂を取る。 水野雅之と水野洋治
二見沢健一と片山健一
酒井淳と杉田淳
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