>>425
そう、映像化に対してはかなりハードルが高いらしいよね。
昔の「風の歌を聴け」や「森の向う側(『土の中の彼女の小さな犬』の映画化作)」の頃は
まだそこまで大御所ではなかったから映画化のオファーに対しても
そんなに高飛車に断ることもできなかったんだろうけど、
「トニー滝谷」や「ノルウェイの森」は市川準やトラン・アン・ユンといった
名うての監督だったからOKを出した、ということもあったみたいだし。

「神の子どもたちはみな踊る」や「納屋を焼く」は海外で映画化されてるけれど、
この辺の事情はよく分からない。
作品の版権を持ってる出版社なりと交渉して映像化の権利を取得できれば
作家本人の許諾までは取らずに映画化してしまうような場合もあるのかな。