まあなんだかな。

病気にかからなければ幸せは正しいだろう

が、日本橋の老舗にうまれ、名のある学校の高等教育を受けて、

ミステリの大家に見いだされ、伝説の雑誌の編集をして、業界人となり、著名人を知己に持ち

それなりに評価される作品も発表して、社会党を支持してもうまいものを食べて、

DVD見放題、子どもと孫にも恵まれて、今も週刊誌に連載を持っているのは

じゅうぶんに幸せだろう。

筒井康隆と井上ひさしが絶賛した小説新潮新人賞の受賞者はどうなったのか?

今では誰も知らないでしょ。