[いつ読んだ]
2000年頃で、当時でも結構年季が入った本でした

[あらすじ]
あまり人を不快にさせない義賊っぽい詐欺師の話でした

[覚えているエピソード]
街の食堂で豚汁を頼み、豚肉に銃弾を仕込み、
店の人を強請って値段を下げさせていました
(ただ、店にも後ろ暗いところはあったようです)
また、そこで浮いたお金を、別の親子(母子家庭?)に上げていたような

知り合いのフリをして言葉巧みにどこかの会社の重役に近付き、
ご飯をたかっていたような記憶があります
食べてる間ひたすら相手を持ち上げており、食事後に
「相手を気分良くしてあげた報酬としてご飯を食わせてもらった」
的なことを言っていました

また、以下のようなことが書いてありました
・大股でゆっくり歩いている人は、地位のある人の可能性が高い
・昔の自分を良く言う人は、今が上手くいっていない人だ
 昔の自分を卑下する人は、今が上手くいっている人だ

[物語の舞台となってる国・時代]
日本が舞台で、おそらく1970年代ぐらいかな、と

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫

[その他覚えていること何でも]
人情味のある詐欺師で、詐欺の対象から一方的に搾取することは無かったと思います