0217無名草子さん垢版
2019/02/17(日) 21:30:13.09元旦から取り組んでいた書き下ろし原稿が8日未明に完成した。
400字×480枚になった。筆者と埼玉県立浦和高校(浦高)で1年生のときに
同級生だった豊島昭彦(とよしま・あきひこ)君の半生についてのノンフィクションだ。
1月に入って豊島君が使っていた抗がん剤が効かなくなった。
一時、免疫療法の治験候補者となったが、豊島君の肝臓の状態が悪く、見送られた。
今月7日から、新しい抗がん剤を投与するために豊島君は入院している。
12日に入院先の病院から「新しい抗がん剤は3種類を併用するというかなりきつい療法なので、
それなりの副作用も覚悟していましたが、吐き気がずっと続いているのはなかなか苦しいものですね。
でも、それくらいのことでは負けません。これも新たな経験だと思って、まだまだ頑張ります。
本ができるのが、楽しみです」というメールが届いた。
筆者は、死期が迫った友人を自分は作品の対象として利用しているのではないかという自責の念に何度もとらわれた。
しかし、書くことで豊島君への友情を証する以外の術(すべ)がなかった。
https://www.sankei.com/life/news/190217/lif1902170013-n1.html
死にかけの無名の「友人」も銭の種にするのかよ。