ノンフィクションの本について語ろう 2
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(/)゚∀゚)< >>1さん乙であります!
@_) \__________ 大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争
なぜ「大本営発表」が生まれたかがよくわかって面白い。
しかし、最初は騙されていた国民も、どうせ嘘だろってわかってたらしいねw 731 石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く
「学校の授業で習う歴史は面白くないんです。だから歴史の本を読んでください」
って教師が言ってたけど、本当だな。731部隊のことなんて学校で教えられないからな > 伝記、体験記、旅行記、タレント本、健康本、裏話など
これらは、あんまりタメにならないノンフィクションの代表なんだよな 「史上最強の風俗バカ」ヒクソン☆高田
文庫書き下ろし。
自分じゃそこまでやらない事だから読んでいて面白い。 >>10
買えってw
もしくは図書館にリクエスト。 ブラスト公論
2000年代前半、HIPHOP雑誌での
宇多丸とその取り巻き3人との雑談連載の書籍化。
圧倒的な書き起こし量で、文庫版は1100ページもある、
レンガブロック状態w
でも読むのに時間かかる割には得るものが少なすぎww
ほかの3人が雑魚で宇多丸の意見を拝聴する形なのがダメ
ラッパーのクセにやけに社会規範に従順な発言も目立つ宇多丸。
15年以上前の青臭い発言を今読む意味は?
所詮お行儀のいい連中がいきってるだけ。
それを「こんなに面白いんです!」と大量の文を出してくる
内輪受け感が痛い・・。音楽業界の奴らってこんなのばっかり。 【速報】1都3県の緊急事態宣言要請に西村担当相「国として受け止めて検討」
これマジかよ。図書館休館が困るんだよな 親子二代予想屋 「競輪」七十年史
図書館にあったから借りてみたけど、競輪に興味がないので、よくわからない所も
あった 極夜行
冒険なんだろうけど、いつ死んでもおかしくないことよくできるよな 占領下のエンタテイナー 日系カナダ人俳優&歌手・中村哲が生きた時代
この人のことはまったく知らなかったが、本屋でこの本を見て、
図書館から借りてみた。やっぱり面白い人生を送ったから、本になるんだな 帰りたくない
前スレで教えてくれた人、ありがとう。さっそく図書館から借りて読んでるけど、
面白い。こんな映画みたいな事件が実際にあるんだな なら、これはどうか?
空から降ってきた男
英国行き飛行機の貨物室に忍び込んで着陸時に車輪口から
落ちて死んだ黒人青年。
単なる密入国の悲劇で終わる事故だが、日本の新聞記者が
バックグラウンドを取材したら・・・。
そこには黒人富豪の妻になった白人女性とそこの使用人だった
青年との「ロマンス」があった。そこからの悲劇の別れになる結末への過程が
「深い」・・。欧州にもどってたその女性にインタビューしてて、黒人青年側の
ストーリーはわからないが、そのデッドエンドな状況は、かなり「クル」 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 岸田奈美
弟はダウン症。著者が中学生のとき、父親が心筋梗塞で他界。
高校生のとき、母親が倒れて車椅子生活になる。自伝的エッセイ イノセント・ガール
20世紀中ごろを、普通の人生じゃない生きかたをした
20人の女性の生涯を一人8ページづつにまとめた本
訳書ではなく、日本人著者が各人の伝記を要約した形。
だからほとんどが欧米の白人女性。さらにほとんどが
実家が富豪で、なおかつ金持ちと結婚してる、いわゆる
上流階級にちやほやされるかしてる。
マスコミ関係者になるのもそういう階級出身しかなれない時代。
そりゃ一生遊んで暮らせる金があれば好きなことだけして生きていけるだろ
って話。でもその中にも、2〜3人は興味深い女性もいる。
こういう本は写真をふんだんに使って見せて欲しいけど。
あるのは顔写真一枚だけで、コンテンツとして物足りない印象。 >>21
その本、三年ぐらい前に読んだ。確かに、興味深い女性が何人かいた
しかし、三年ぐらい前に読んだ本の内容をほとんど覚えていないw
どんな本でも、時間が経つと忘れちゃうもんなんだろうな
本っていうのは、読んでる瞬間が面白ければいいんだろうね いつも図書館で借りてるんだけど、前に借りたことがあるのかどうか忘れてることもあるよな しょぼい喫茶店の本
上智卒で優秀なんだけど、この人もいろいろあったんだね 毒嫁喰らわば下皿まで 2007年、白夜書房
パチスロライターが鬼嫁との生活を面白おかしく語ってるのかと思いきや・・。
目次にある、両方の親族をゲスいイラスト入りで紹介してるのを見ると、
ゲッツ板谷なみに面白いのかと期待させたが
本文がダメすぎる。嫁に財布握られてます、というくせに
国内、海外旅行、ドンキで散財、パチスロで5〜6万溶かす等の
結構な贅沢生活。自分のパチスロ日記がメインで
親族なんかこれっぽっちも出てこない
嫁の描写も断片的で全体像もわからない。
多分総てをさらけ出す根性がない。
あと、単純に文章が下手クソ。
表紙の革靴料理写真も本文には出てこない。
詐欺みたいなこんな本、出す編集者も無能。
ブックオフで100円で買ったけど。図書館にはないだろう。さすがに。 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる
図書館にあったから借りてみたけど、あまりにもざっとだな 下級国民A
表紙の写真のやつれたおっさんは著者なのかな?
何のクレジットもないけど。
20代はサラ金会社のホワイトカラー会社員、
30代はゴルフ場の芝生メンテ会社を起業して
MAX2000万超の収入を得て上級国民だったが倒産、
障害者の娘と妻に月35万を仕送りしなきゃいけない貧乏人に。
ゴルフ場の伝手で福島復興工事の会社に
中間管理職としてもぐりこむが・・
なぜか現場作業員として若いDQN作業員と相部屋生活、
部屋でも職場でもいじめられて駅のトイレに逃げ込む生活。
いろいろあって復興利権に目ざとい土建屋に転職、怪しい利権話、儲け話の調査役に。
さらに水田除染が儲かると聞き、人足と宿舎を苦労してあつめて
軌道にのりだしたとたん、そうは問屋が卸さない事件が・・
福島に集まる人間がいかに大手・中小企業のカモにされてるかがよくわかる。
他の潜入本には見られなかった知見も。
1〜2時間で一気に読める面白さ。 前書き、後書きもないんで実体験を基にした
フィクションの可能性もw
本だけでは判断つかないのでggってくれ 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。
著者はいやいやながら大学教員をまっとうした人生を送った
67歳の自称馬鹿ブス貧乏ばあさん。。
20代から臨終までの生き方指南書だけど、質にムラがあるし、
一貫してないし、思想がない。
教育は洗脳である、権力とは?統治とは、の部分は芯食ってるのに
それ以外の論法は妄信、未熟、考え抜かれてない点が目立つ
所詮は大学の教員というレールにのったことで
自分も洗脳の範囲のことしか考えられてないだけでは。
特に老年期の以降の生き方については乱暴なデータの羅列にすがっていて
質が悪い。30年先のことを現代の状況で語る意味は?
しかも貧乏な老後になりそうなのにやたらカネのかかるサービスをすすめてるし。
年金も充分にもらえないような貧困女性は念頭に置かれてないのがダメ。
所詮「学者」だね >>28>>30
私小説ですね
赤丸利一作品は私も読みました
実体験を基にした物語なのでリアリティはあると思います 46歳独身男の孤独に負けない生き方 人生はひとり旅
YouTuber、やっちゃんねるの本。この人の動画をいくつか見て興味があったんだけど、
評判がよくないみたいだねw >>31の藤森かよこ(米文学専門)によると、
アメリカでは
フィクション本を読むことは読書ではなく娯楽。
ノンフィクション本を読むことが読書、らしい ここに挙がってるのは娯楽の部類のノンフィクションばっかりだけどな アメリカにはピューリッツァー賞ってのがあって、
ノンフィクション部門に錚々たる作品が並んでる
日本には、そんな賞は無いし、そんな本を売る土壌も無いので、
読みたければ翻訳ものばっかりになる
でもピューリッツァー賞はもともとアメリカ国内の賞なので、
日本人が読んで必ずしも面白いかどうかは判らない 偉大な記憶力の物語
1920年代、ロシア人学者のもとに「俺、異能らしいので調べてくれ」と訪れた30歳の青年
ラトビア生まれのユダヤ人、シェレシェフスキー。
数列、単語をいくつ増やしても完璧に記憶できる。
逆順にもすらすら言える。単語、数列70個も軽くクリア。
さらに、15年後にいきなり15年前のテストの答えを聞いても
「ああ、あの時あなたはこういう服きてましたね」と前置きして
15年前の答えも言えちゃう超人だった。
総ての記憶が消えない。
一体どんな思考なのか?生活に支障はないのか?
彼に「忘れる」ことは出来るのか?1歳からの記憶もできてるのか?
30年にわたり調査した本。
200ページ弱で、専門用語も出てくるし、ロシア人のせいか、文章が
クドくてかえってわかりにくいけど、
彼にも生活上、苦手な分野があるのが興味深い 本の雑誌の最新号は地域を書いたノンフィクションの特集が有るよ。 本の雑誌って小説に偏重しすぎてて、多様性がないんだよね
悪い意味での同人誌臭がまだする 13億人のトイレ
今もインドは野クソしてる奴は多い。家にトイレは作らない
んで、国として家にトイレを作らせる補助金つきの政策を実行したが形骸化。
それはなぜか?
著者は共同通信の40代後半記者で、日本社会、大企業の価値観を
過剰に躾けられた目線でマクロデータを振り回してやたらがなりたてるのに
辟易。第一、トイレの細かい構造とか、メンテナンスの詳細なんか全然取材してない。
「乾式トイレ」って要するにぼっとん便所のこと?その説明すらしてない。
ヒンズー教の教えで不浄なものは家の外に追いやる、事実は終盤になってわかる始末。
発表報道しかできない大手記者じゃなく、フリージャーナリストがやるべき素材。 空想居酒屋
最初の方は面白いんだけど、途中から俺っていけてるだろう?って感じが出て来て気に触る。
dancyu編集長の本と同じ読後感。 証言 沖縄スパイ戦史
沖縄戦のとき、15歳ぐらいの少年たちも戦ったんだな。その少年たちがまだ
生きていて、証言している。新書なんだけど、750ページあるから読み応えあり >>44
そんなに大した特集じゃ無いので本屋ですこし読んで気に入ったら買えば良いと思う。
俺は古本屋台目的で買ってるけど。 普及版 戦争犯罪国はアメリカだった!
英国人ジャーナリストが明かす東京裁判の虚妄
もう80代の、長年海外メディア東京支局記者を続けてきたイギリス人爺さん。
日本人はユダヤ人のホロコーストを他人事とみているが
日本人こそ、東京大空襲ほか、各地への空爆、原爆2発で米軍により
大量殺戮されてるじゃないか。都市の周りを火の海にして逃げられなくした上で
中心部を絨毯爆撃してる。
アメリカへの非難をせず、ただ「戦争はダメ」という結論に終わらせ、
アメリカ国民でもないのに詳細な大統領選挙報道を続けてる日本。
親交のあった三島由紀夫の自殺の真意、キリスト教こそが奴隷制を容認し、
イエズス会時代は入信しなかった日本人女性を欧州へ奴隷として送り込んでた事実。
等々、是非知っておきたい事実は多数。
でも、南京大虐殺を完全否定してたり(2年前の日テレ番組では
虐殺した日本兵の証言をオンエアしてるのに)
東京裁判は国際法違反、というが、そもそも米露がそれに従わなくていい「法律」は
法律ではないのでは?そういう視点までは持ってない。
外国人こそ、天皇制廃止を主張してほしいけど、彼は天皇賛美者なんだよな。 実存と構造 三田誠広
実存とは自由な個人。
構造とは個人に好き勝手させないための仕組み。
哲学の二つの概念を、提唱した哲学者も含め簡潔にわかりやすく説明してる
著者は作家なので、さらに日本文学への影響もサクッとまとめてる。
小説では
実存=孤独な個人の私小説
構造=物語のあるあるパターン。神話。孤独なのは君だけじゃないよ
という構図になる、と。
大江健三郎、中上健次をサクッと総まとめしてる。
著者によれば、フィクションは娯楽ではない。苦悩を共有させる、考えさせる
ものである、と。
でもそれなら、わざわざ物語に置き換えなくてもいいよな・・ 北海からの生還
1985年4月22日午前1時。稚内沖で引き網漁船がわずか2分で
傾いて沈没、16人のうち救命ボートに乗り移れたのはわずか5人だった。
救助信号発信機もついていない時代。
海保や会社の捜索は不十分で、ボートは発見されず、氷が漂うサハリン沖、
ソ連領を北上する・・
たとえボートに乗り移っても発見されないと乗務員は数日で死んじゃう
ほんとに海水は飲んじゃいけないのか?を模擬実験したドキュメンタリー作家
どうして急に沈没したのか?乗務員の過失に強引に結び付けようとする権力。
この3本柱でルポしてる。単なるサバイバル話じゃない。
この事件を知らない若い世代は読むべき。 >>49
読んでみたくて検索したのだけど「北海からの生還」で出て来ません…
探し方が悪いのかもしれないですが、
著者はどなたでしょう? 連投ごめんなさい
自己解決しました
タイトルが違いますが、たぶん長尾三郎著「氷海からの生還」ですね シークレットサービス レーガン大統領の命を救った男
レーガン大統領にまるで興味がないので、正直あまり読んでみたくもなかったが、
他に借りたい本もなかったので、なんとなく図書館から借りてみた
まったく気が進まないながら本を開いたら、最初のエピソードから面白い。
子供の頃の著者と、レーガンの意外なつながりに、へぇー、となる
そして著者の意外な経歴も面白い。シークレットサービスになったのは32歳で、
その前はまったく違う仕事をしていた。ニューヨークで新人として働き始め、
やる気と根性を認められ、ケネディ夫妻がニューヨークに来たときは警護もした。
そしてケネディ暗殺後は、暗殺者オズワルドの奥さんと、オズワルドの母親の警護も任された >>51
それ。タイトル勘違してたw
沈没した本当の真相は何なのか?
今の記者ならすぐに行政の発表を鵜呑みにして疑問も持たないだろう。
この本の著者はフリージャーナリスト。 ムードコーラス聖地巡礼
手芸好きのガーリーな中年主婦にしか見えないタブレット純が
ムード歌謡グループで活躍したおじいさんたちへのインタビュー集。
聖地とは当時のキャバレーとかだけど、今はもう場所もはっきりしないし、
写真もモノクロで意図がよくわからないw
インタビューもマニアックすぎて一般人には置いてけぼりw
敏いとうは記憶が大雑把だし。宮路オサムはまだ「読め」るw
全編にわたり、純の写り込み写真がちりばめられていて、
なぜか関係ない純のステージ写真もちらほらあったりするw
これ、500部以上売れるのかな?w ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと
ジャパネットに興味がある人におすすめ 潜入ルポ Amazon帝国
ユニクロ店員潜入取材の著者が2度目の、小田原の巨大倉庫の仕事に潜入。
派遣会社社員は「アマゾンさん」ではなく「アマゾン様」と呼んでる。
警備員は持ち物検査で「(探知機にひっかかった)犯人はすぐ出れないよ!」
と犯罪者扱い
派遣の怪我(で効率落ちた)は周知させるのに急死した派遣は一切報告しない
倉庫で倒れたら、報告伝言ゲームが始まり救急車をすぐ呼ばない
「1984」の世界が現実にあったw
納税忌避、秘密主義、超儲かるAWSとマケプレ、米英独は労働者の保護
を始めてるのに日本は何もしない状況なんかが語られる 増補 普通の人びと ホロコーストと第101警察予備大隊
ユダヤ人を射殺してたんだな 家にあるものですぐ作れる 究極のおうちまかないメシ
図書館に入ったので借りてみた。板前YouTuberの初レシピ本 世界のひきこもり
筆者はアラ還暦の男性。就活中に無気力→ひきこもり化。
20代はアフリカでそとこもりしてたが、外人にもひきこもりがいることを知る。
ネット経由のテキストのやりとりでフランス人、フィリピン人らにインタビューしてる。が、
出来がいいのは最初の二人ぐらいで、インタビューじゃなくて
外人本人による手記の章も多く、こっちの知りたい情報が書かれてなくていまいち。
有識者との対談もあるが、2020年の本としたら議題が古い印象。
基本は体やメンタルの軽い障害で、学校でいじめられて、というケースが多い。
原因に拘泥してあんまり前向きになってない本。 ロッテを創った男 重光武雄論
ロッテ創業者の一代記。二十歳ぐらいのとき、当時の映画スター池部良に
間違われてサインを求められたそうだ 旧約聖書、新約聖書、第二聖典が完全無料で一括ダウンロード可能
さらに巻末には日本神道の預言書・日月神示も付いている
約7MBのtxtファイル
https://ux.getuploader.com/dialogues_txt/download/387 神が太陽を作ったのは4日目なのに、それまでの1日の区切りはどうやって決めてたの? ルポ トラックドライバー
元業界紙記者で、40代後半の流通ジャーナリストの本。
最初の1980年代の佐川バイト体験談と
ドライバー密着、インタビュー部分はまあまあだけど
それ以外の部分や解説部分が既存報道のただの書き写しでしかないw
退屈。
原因は何も考えてないから。だから必要な取材すらしようとも思いつかない
ドライバーは汗かいてるのに、ジャーナリストとして汗かいてないw
輸入コンテナの国内配送ドライバーが積み込みで長時間待たされてる
原因を「行政もコンテナ積み乗せの短縮化をめざしてるができてない」の
一言で片付けるのはもはや記者として無能。
そここそ調べて提示すべきことだろw
業界紙時代は >>57の横田の後輩だったというが
ジャーナリストとしての実力は横田の足元にも及ばないw
その横田は去年、米大統領選に「潜入」しているそうだ。 写真家の鬼海弘雄が去年の10月に死んでたの知ってショック。
75歳。
浅草で個性的な人のポートレイトを撮り続けた写真集が
実質ライフワークだった。4〜5冊出てる。
彼の記憶を受け継いでいく奴が増えて欲しい ちょっとケニアに行ってくる
1960年代後半〜20世紀末まで欧州、アフリカで
ノマド料理人人生を歩んだ日本人爺さんの回想録。
あんま料理の記述は多くないw
人と知り合っていって次々各地で仕事した、のくりかえし。
ゼネコン鴻池組と知遇を得て、現地インフラ工事現場の料理人として長く働いてた。
日本のODA利権の末席にいたんだなあ。
40歳でケニア人女性と結婚して子供も産んで、現地でレストラン開店.
といっても来るのは外人とか政府幹部で、高級レストラン。
それゆえケニアの政情不安で閉店、家族で日本に移住しちゃう。
全体として葛藤や怒りが皆無な記述で、テレビで紹介されたい目的? アマゾン源流生活
1970年代から30年間、南米ジャングルに長期滞在してる写真家の本。
アグレッシブな蚊、ブヨ。著者も罹った風土病。
河を船で無事に行き来するのもノウハウの塊。
突然の突風、豪雨、大増水。船で行けなくなる川底の状況判断。
キャンプ地の設営もいろんな対策をしとかないと必ず困ることに。
7mもある大蛇、アナコンダは愚鈍かと思いきやそうじゃない。
こいつを避ける方法とは?
原住民の極まりまくった生活術。すべての解決策はジャングルのなかにあった。 TOKYOストラディヴァリウス1800日戦記
世界中から21挺のストラディを集めて展示したって話。
バイオリンなんぞ眺めて何が楽しんやろと思うけどな。
まあ、古いから、それぞれストーリーがある。
1736年製作、すべてストラディヴァリの手で作られただけでなく、
巨匠の晩年を象徴する最高傑作のひとつ、とされている「ルーシー」って
バイオリンがある。
ヒル商会ってのが、ネスレの初代CEO、エミール・ルイ・ルーシー(1842~1920)
に売却し、姪のリオタール・フォクトの手に渡り、さらに、
フランスのヴァイオリン職人シャルル・エネル(1880~1954)に売却される。
1960年、エネルの未亡人がルシアン・グシュマンに売却したのち、
現在は日本人ヴァイオリン奏者が所有している。
誰とは言わんけど。 宇宙で最初の星はどうやって生まれたのか
世にあまたある宇宙解説本。書いてる研究者の説明でいかに
素人の疑問に先回りしてわかりやすく答えるか、の
「おもてなし」の才能が要る分野ではあるw。
この本はインフレーション以降の、宇宙に
水素原子、ヘリウム原子、ダークマターの3つしかない時代に
なぜ星(ガスの超密度のかたまり)ができるまでを解説。
わかりやすさ度は80点(100点満点)。
細かく言えば、星になるまでの条件はただ重力であつまるだけじゃ密度が
高くならない、と。原子が分子になるとこで冷やされることが必須、の部分が
説明不足。
星ができて、さらに重い原子が内部でつくられて爆発、その繰り返しが
現在までに数千世代繰り返されてきて人類がいる。 戦争は女の顔をしていない
ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず
兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験
をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の
真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。 2階で子どもを走らせるなっ! 近隣トラブルは「感情公害」
橋本典久【著】 「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
垣渕洋一 傷だらけの店長 (2010年。文庫版)
中堅チェーン書店の社員店長の店が、
大手チェーンの大規模店の開店で負けていくまでの話。
1965年生まれで、大学のバイト時代から初めて
本屋人生20年あまり。
読んでくと、小心者、小役人タイプで細かいことばかり気にして
文句ばっかりww。ネガティブ思考。
ポジティブになるのにも「人生経験」が必要なんじゃ?
まぁ、はがゆい男w。本は著者の人生を好転させなかったかw
2009年、40代で妻子あり、の時点で書店業界からきっぱり足を
洗ってしまうが、「枠」を取り去った人生をどう生きるか、まで
書いてあればなぁ。 >>78
面白そうですね。読んでみたい
日本製 三浦春馬
昨年訃報を知り、すぐに図書館に予約して、やっと順番が回ってきた。
日本全国の名産品、それを作る職人さんの話に耳を傾ける三浦春馬の視点が興味深い 草原の国キルギスで勇者になった男
1990年生まれの、冒険好きバックパッカー青年。
バルト3国、中国に囲まれた中央アジアの国、キルギス
で「冒険トレーニング」した本。
馬を現地調達して国を横断。
さらに羊2匹を連れての縦断。
キルギスのことより、馬や羊がびっこを引いたときの
対処方法のことに詳しくなれるw
有名な「キルギスの略奪婚」の家に泊ったり、
オオカミの餌にされかけてた瀕死の犬をひきとったり。
特に劇的に面白い旅じゃないけど、そこそこ。 デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
図書館から予約が回ってきた。俺は登山にまったく興味ないが、面白く読んでいる。
この人もいろいろあったんだな >>81
あああ言う詐欺とは言わんけど大きなこと言って金集められるような人間は、幼少期に色々拗らせてるんじゃ無いかなと思う。 ラーメンの語られざる歴史
著者はアメリカ人歴史学者で、日本でなぜラーメンがこれほど広まったかが
詳しく解説している 工藤美代子『凡人の怪談』
ああいう世界ではトイレで不倫ってよくあることなんだろう ビッグデータ探偵団
Yahooの中の社員ほから8人くらいが解説。
多分ほぼ20代?自分たちがいかに凄いかは自慢するものの
年齢は明かさないのがなぁ・・・
Yahoo検索履歴のデータから「傾向」をはじきだすんだけど・・
まあ、普通に想像・予測できる傾向ばかりww
得られる結果は所詮広げようのない話のネタレベル。
大学生のサークル活動みたいな成果しか書かれてない。
なにも考えられない、予測できない人間のための
責任転嫁できる対象がビッグデータなんじゃないの?
景気を予測できるという肝心な検索ワードは、コンプラ持ち出して
教えてくれないし。
ビッグデータ、およびそれにかかわる奴の怪しさは解消されないのであった。 >>84
高い本だな
最寄りの図書館にあって貸し出し中だった やっぱり、このゴミは収集できません ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと
コロナの影響でゴミに変化が出た話とかが面白かった NHKスペシャル「沖縄戦全記録」
「殺害した4700人のうち、2000人が沖縄の住民だった」
「一般的に沖縄の人たちは日本人に対し、何ら愛着を感じていないようだ」
ジェームス・バーンズ曹長(当時26歳)が記した陣中日記より
まあ、そんなとこだろうな。 上海フリータクシー
前スレ851ででてた本、読んでみた。
上海支局にいたアメリカ人記者が自前で中古車買って
タダタクシーで上海市民にインタビュー取材(2015年)。
テレ東の「家ついていっていいですか」のネタ元?
でも市民への取材は前半部分まで。
後半は、ほぼほぼ上級市民のエピソードに。
高級党員の娘だったり、海外に移住できる財力をもった市民だから
明らかに共産党政治の申し子なわけで・・。バイアスが公平じゃない。
政権に抗議しようとすると投獄、監禁、不妊手術強制、
政治がらみの発言は表立ってできない社会、と
やってることは北朝鮮と変わらない。
何故中国は制裁対象から除外されてるの?と疑問がわくが、
著者が持論を展開する部分は「紋切り型」で面白くない。
妹捜索エピソードも結末が中途半端。
全編、各階層の市民の声と生活をレポしてくれたほうが良かった 今日 ヤバイ屋台に 行ってきた インドでメシ食って人生大逆転した男の物語
YouTube「今日ヤバイ奴に会った」の本。動画で見た方が面白いんだけど、
その動画を撮影したときのウラ話などをこの本で楽しめる 田中 孝雄
飲酒症―「アルコール中毒」の本態 (中公新書) 奇跡の生還
1989年、ヨットマン4人ののる、両脇にフロート付きの「川」の字タイプのヨットが
ニュージランドからトンガへの航海中にたった10mの大波でまさかの転覆。
そこから島に漂着するまでの119日間漂流の一部始終。
読むと、元凶は近海にしか届かない、救助信号機だろうw
特に親友でもなかった男4人が水の来ないわずかなスペースで4ヶ月
くらすとどうなるかが読みどころ。
船内に食料は結構あったので悲惨なことにはならない。
ただ文章が下手で、用具とか、船内の様子がよくわからないw
ときたまでてくる古臭い挿絵でやっとわかる始末w
4人の人生を語りつくす部分とか要らない描写も多い。
有能な編集者でもう一度、一から作り直したら面白くなる本 野垂れ死に
前スレで紹介されてた本、面白かった。週刊誌の編集長も大変だね ビートルズが伝えたかったこと 歌詞の背景と誤訳の深層
ポールが父親にShe loves youを聴かせたら、とてもいいんだけど、
She loves you, yes, yes, yes と歌うわけにはいかないのかい、と言われたそうだ
yeahはアメリカ的でまともな英語でないと当時は思われてたんだな シリアの戦争で、友だちが死んだ
1978年生まれの戦場ジャーナリスト。
でも国内メディアで買ってくれるところはほぼなく、
日本ではトラックドライバーしてる状況。
自腹で3回ほどシリアを取材。
公安に捕まってうまく切り抜けた話
狙撃手に女子供も射殺される住民。
取材の「立ち位置」でフラフラしてるのを読むと
著者に戦争についての「信念」が生まれれば
記者として一皮むけるのでは?と感じた。 ハリウッド「赤狩り」との闘い 「ローマの休日」とチャップリン
「ローマの休日」が赤狩りと関係あるなんて知らなかった ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論 2
この人の主張がどのくらい正しいのかはわからないけど、ヒマ潰しに読むには面白い インパラの朝
文庫版の写真を見る限り、ウーマンラッシュアワー村本似の28歳女性
が2年180万円でアジア〜アフリカを回った紀行文(2007年ごろ)。
最初の中国〜中央アジア〜中東部分は書くべき部分を書いてなくて
そんなに面白くないけど
アフリカにはいると描写もこなれてきてエピソード描写も細かくなったw
ジンバブエの超インフレ、アフリカ人の無計画ぶり、なんかが描かれる
青年海外協力隊の実態、無銭旅行のロシア人青年の言葉が面白い 1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ
リモートワークで一日部屋にいて誰とも話さないことで、心身のバランスを
崩してしまう人が増えているそうだ。そうならないためのコツがいくつか
書いてあるんだけど、わざわざ買って読むほどの本じゃないね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています