失恋したときにその未練を分類してみた
大きく自己肯定装置の喪失、鑑賞対象の喪失、イベント予定の喪失の三つ

A自己肯定装置とは、相手に愛されることが自信の源になっていたこと
相手の愛が薄れたのを知っていた、相手に「他にもっといい人がいる」などと振られた、
慰めて相手を貶してくれる友達や次の恋人候補がいる、仕事が充実してきた
…など他に自己肯定に繋がるものがあれば比較的軽症で済む
相手に完全否定されて終わったり、他にも無関係の悪いことが重なった場合重症化

B鑑賞対象とは、相手が美人で目の保養になっていたとか行動が面白くて飽きなかったとか
相手がタイプであればあるほど強い
また、相手が会ったことのない芸能人であるとか告白して振られただけの存在でも鑑賞対象にはなり得る
別れても良好な知人関係を築けた場合は軽症で済むこともある?
相手が唯一無二の個性持ちだったり完全に情報が遮断された場合重症化

Cイベント予定とは、二人が揃うことによってあり得た未来、やり残しのことである
夢がたくさんあるほどこれは辛い
別れるまでに猶予期間があったり、とことん話し合う機会があればある程度諦めはつけることができる
振られたのが突然で理由がはっきりしない場合や、
やり損なったことを思い起こす場所や出来事に遭遇すると重症化

この三つの濃度の違いや関連性によって失恋が客観視できる