ある日突然手紙で次の人を見つけてと言われた話

[0001 名無しさん 2018/03/10(土) 18:57:45.57]

3年前の話だけど今でも精神的に苦しい。
自己満足で書きます。

[0002 名無しさん 2018/03/10(土) 19:05:40.11]

全ての始まりは私の記憶にない小学校の時で、その頃私は彼女のことなんか知らなかったと思う。
彼女は知らない男に無理矢理犯されたらしく、そこにたまたま小学生の私が通りがかってしまい、見てしまった私が彼女と男の方に近寄って行ったらしい。
そこから先はあまり教えてもらってないのだけど……。

それから2年ほど経って、私が中学生の時に告白してくる女の子がいた。
その女の子は私を突き飛ばし、馬乗りになりながらこう言った。

「付き合ってください」

こんなの許可できるわけもなく、もちろん拒否。
こんな暴力女なんか欲しくもないと思った。

[0003 名無しさん 2018/03/10(土) 19:10:54.43]

私には親友が二人いて、男がA、女がB。AとBは小学生の時から付き合ってたよく分からない人達なんだけど、二人の策略で毎日その告白してくる女の子に会わされることに。

もちろん毎日暴力と告白のおまけ付き。日に日に威力も高くなっていき、困っていた。

この状況にうんざりしてきていた私は夏休みに入る前、告白を受けた。もちろん好きになったからではなく、ずーっと嫌い。
でもこの殴られる状況が終わるのなら……って言う感じで付き合ったんだけど、私のその返答を聞いた彼女は普段表情変えないくせに大喜びしてると分かるほど笑ってた。
別にその笑顔にときめくこともなくその日は終わったんだけどね。

[0004 名無しさん 2018/03/10(土) 19:15:52.02]

なんだかんだで1年続いた頃、嫌いだった感情はすっかりと消えてしまい、いつの間にか好きに変わってた。
暴力癖とかも付き合ってからはめっきり無くなり、本当に無表情無感情のこけしみたいなやつになってしまった。
でも不意に笑う顔はとても眩しかった。

二人でデートなんてすることがほぼなかったし、やることもそんなにやらなかった。でも喧嘩もせず、楽しい日々を過ごしてた。
喧嘩に関しては喧嘩しそうになると彼女の見せる泣きそうになる顔に負けて私が引いてしまうから。
とことん彼女に弱い私だったと思う。

[0005 名無しさん 2018/03/10(土) 19:26:26.94]

2年目も3年目も順調に付き合ってた3/19、この日は彼女の誕生日だった。
高校の勉強が忙しくて会えなかった私は彼女に電話をするが、何回かけても出ない。しつこくしつこくかけてやっとでた彼女の声はとぎれとぎれで、ずっと謝ってきていた。

「ごめんねごめんねごめんね」

って。
その後、会いたいと言われたからすぐに準備をして彼女の家に行った。
鍵はかかってなく、親もいない家の中で、ぽたぽたと水の滴る音だけが異様に大きく聞こえてきた気がした。
その音が聞こえてきたのは浴室で、もちろんそこに彼女もいた。足は床についてなく、足元には赤い水溜りができている。その赤い水の発生源は彼女の腕だ。
腕から出る赤い液体は足元だけではなく、ガラスまで染めていた。

救急車を呼ぶべきだと思ったんだけどそうしているうちに彼女が死んでしまうのではないかと思った。だから私は彼女の話をずっと聞いてた。

小学生の頃私に助けてもらったこと、私と付き合って毎日が楽しかったこと、私のことが本当に好きだったこと。色々教えてもらった。

んで、私が彼女の名前を呼ぶ頃には彼女はもう喋ってなくて、色もいつもより薄くなってた。さっきまで聞こえてた荒い息遣いも聞こえなくなってて、彼女が死んだことを確信した。

彼女の親が帰って来て、その状況を見て通報。彼女の親は私がころしたなんて思わず、だいたい何があったのか理解してくれた。

[0006 名無しさん 2018/03/10(土) 19:35:47.77]

ここから色々あるけど特に関係もないから割愛。

一年後、彼女の妹から手紙を渡された。
そこには、
「
「死んだ。ごめんなさい。
ごめんなさい。私はずっと汚れていた。
なのに「私の名前」は私の事あしらいながらもなにかと心配してくれた。
こんなに汚れてきたないわたしなのに「私の名前」はつきあってくれた。
わたしに生きる楽しさを教えてくれた。
でもでもでもでも、昨日。
私はまたよごれた。「私の名前」がきれいにしてくれた体はまたよごされた。
きたない。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
汚いわたしでごめんなさい。
こんな私でごめんなさい。好きになってしまってごめんなさい。
でも本当にすきだったから、「私の名前」は新しい人みつけてしあわせになってほしい。
私は「私の名前」に十分の幸せもらったから、でも私は「私の名前」にあげられない。
わたしがしあわせをしらなかったから。
ごめんなさい。いつか、「私の名前」がしあわせになりますように、ずっと愛してました」

って書かれてた。

[0007 名無しさん 2018/03/10(土) 19:36:28.33]

ホント意味わからない。私は彼女と一緒にいるのが幸せだったのに。

後々、彼女はまた知らない人に襲われたらしく、耐えられたかったと。
私が忙しくしてる間にそんなことがあったって。そんなことなら忙しいの放って会えばよかったってその時はずっと後悔したし、今でも後悔してる。
立ち直ることも出来ない。だって全部私のせいに感じてしまうから。
今でも新しい人なんて作れず、彼女のこと思い出すばかりで楽しくない人生送ってる。もちろん何度もしのうとしたけどその度に変なことが起こって失敗する。

もうすぐ彼女が死んで3年の3/19だから思い出して書いてしまった。
まだ私は立ち直ってない……。

[0008 名無しさん 2018/03/10(土) 19:36:43.80]

終わりです

[0009 名無しさん 2018/03/11(日) 20:06:35.20]

彼女の本当の望みは
あんたが彼女を思い出して立ち直れず不幸になる事だったかもね。
成功してるわ

[0010 名無しさん 2019/03/17(日) 17:04:09.62]

ネットは広大だわ