なんつーか、前作を読んでみたり、今回のも読んでみたり、他の人の感想を
読んでみたりもしたんだが、よくわからんのよね。

「異質」がキーワードとして機能していると肯定している人も居るようだけど、
俺には本文に「異質」と書いてあるから異質なんだ、と主張しているだけとしか思えん。
どう異質なんだ?周囲はその異質な「俺」をどう扱ってるんだ?どう『それがただの噂で
無いことは、もう十分過ぎる程に理解してる』んだ?

いっそ、「異質な街の異質な学校に異質な俺がやってきた」というようなタイトルに
してくれた方が、『異質なのは大前提だから話を読む前から受け入れろ』という主張が
判るのでその方がマシ。

なんか色々と、こう書いてるからこうなんだ、って部分が多すぎ。

そのくせ「もう十分過ぎる程に理解してる」はずなのに、鎧武者に驚いたり、忍者に驚いたり、
つーかお嬢様キャラ程度にさえ当惑しているし。

なんか色々と、こう書いてるからこうなんだ、でも実はそれはこうじゃなかったっぽいって
部分が多すぎ。