>>194
テキストでのアップロードが原則のスレなので、次回からはやり方を調べて憶えてから公開するようにしましょう。
過疎スレなのでまぁいいかということで、流し読みですが最後まで読みました。

良い点を先に。
文章は割と読みやすかったです。もっともっと伸びしろはあると思うので、たくさん書いていくといいと思います。

悪い点はたくさん。
まずこの作品はライトノベルと言うのは難しいです。
ライトノベルはエンターテインメント、娯楽です。読み手が楽しいと感じるものでなくてはなりません。
方向性は笑えるものや爽快なものばかりでなく、ホラーやサスペンスなどストレスの大きいものでも、
娯楽としてしっかりしていれば楽しむことができます。
しかしながらこの作品には楽しむべきところは薄く、どこに魅力を感じていいのかつかみ切れませんでした。
また登場人物がとても希薄です。
それぞれの登場人物に深みがなく、記号的な感じを受けました。
視点についても微妙です。
視点者=作者のように見え、見ていること、感じていることが作者の視点であって、自殺志願者が感じている
ような感じにはなっていません。
自殺志願者は、という描き方をしているにも関わらず、途中に「俺」という謎の視点者が現れます。
描きたいことはなんとなくわかるのですが、自分と登場人物を突き放し、登場人物を独立した人間として捉えた上で、
物語の展開を考えるべきでしょう。
現状はライトノベルと言うより、作者=主人公の私小説に近いもののように思えました。

現在のところ、この作品は自分語りの私小説としてならばともかく、ライトノベル、娯楽小説とするのは
上記の理由により困難です。
もし今後ライトノベルを書いていきたいと思うならば、とりあえず10冊ばかり出版されているライトノベルを
読んだ上で、自分の作品を読み直して見てください。
出版されてる作品はどのように描かれ、どんな楽しさがあるかを理解した上で、自分の作品と比較してみると、
どんなところが違うかがわかると思います。

そんな感想を書いてる自分もそれほどおもしろい作品を書けているわけではありませんが、参考までに。