>>61

50です。
技術的向上を期待して読んだんじゃなくて、谷崎と三島が好きだから、普段の読書の延長で読みました。
わかりやすいように「方法・理論」とか書いたけど、確かに鑑賞する方に重きを置いた本です。(三島は、よい鑑賞の仕方を知る事がよい文章を書くための必要不可欠な要素だと言っていますが……)
それで、難癖をつけるわけじゃないんだけど、今言っているのは小説の文章の話で、小論文の文章ではありません。
すくなくとも僕は小説と小論文の文章は違うと思います。
小論文の文章には、ある程度、正しいとされるものがあって、それを知るのは大事なことでしょう。
しかし小説(芸術)は違う。

たとえばの話ですが、「絵の書き方」の本を読んで、ピカソのような絵が描けますか?
同じように、「文章の書き方」の本を読んで、?外のような文章が書けますか?

結局のところ、芸術に必要なのは、自分の感性でしょう。
小論文ならいざ知らず、小説の文章では、特にそうだと思います。
もちろん文章読本が無駄とは言いませんが、38さんは文章読本を読まなければ文章を味わうポイントもわからないとお考えのようなので、色々書きました、悪しからず。
取り急ぎ書いたので、論理や文章が雑になっているかもしれません、ごめんなさい。
予備校行ってきます(笑)