強い視線でわたしを見つめて激しく腰を振るあの人に喘ぐことしかできなかった。次々と迫る快感にベッドに爪を立てて悶えることしかできなかった。

いつでもいのよ。

悶えながらあの人を見上げるだけで精一杯だった。

わたしの脚首を掴んで腰を振り続けるあの人は、わたしを見つめたまま全く予告なく突然の射精を始めていた。熱い射精がわたしの中で弾けるように飛び交っていた。

温かいあの人の射精だった。

喘ぎ声を叫びながら全ての射精を許してあげていた。手を伸ばしてあの人に抱きついて最後の射精を腰を振って受け入れてあげていた。あの人に乗り上げたわたしは、肩に顎を載せて熱い射精の体温を感じとっていた。
わたしは幸せだった。 わたしの肩を掴んで子供のように恥じらうあの人に笑い出してしまっていた。

「ちょっと、中にだすなら先に教えてくれるかしら」