英語の件ですが
anyという語には昔から何か他の語にない感触を感じていました
音的にも、someには陽の響き、anyには陰の響きがあると思いますが
何かしら魔術的なものがanyにはありますよね?
で、それは何なのかこの際じっくり考えてみて気づいたのですが
anyというのは、someやeveryやallとは全然違う語なんですね
someやeveryやallは実際に存在する成員を対象にしていますが
anyは成員の現存を問うことはありません
現実に頓着せず、存在しうるあらゆる成員を対象とした語なんです
いわばイデア的な、彼岸的な語です
この要諦さえ理解すれば、
anyとsomeの使い分けを紛らわしいと思うこともなくなるんじゃないでしょうか?
両者はまるで違う言葉なのですから。
そうですね?