少し前に、ロッククライミングをしていて
落ちそうになる緊迫感のある場面を書いてたやつがいたんだけど
それと例文が同じような間違いをしているわけ。
岸壁で落ちそうになる時に、一人称視点ってことで
そいつは「ピッケルを握りしめた。ピッケルとは〜」とは説明しだした。
そんな登山用具を説明する情況じゃないのに、それを描写することで緊迫感が逆にでない。
例文でも緊迫感を出したきゃ、本当なら周りが目に入らないはず。
本当に緊迫感ある描写とは、「何も見えない」「何も考えつかない」
つまり、「何も描写しない」ことだと思った次第。