>>307
ラーメンと小説はもちろん全く違うよ。
ラーメンは醤油、鳥ガラ、味噌、とんこつ、牛骨ぐらいしかない。

小説は大まかにジャンル分けしただけでも20種類ぐらいあるんじゃないかな。
その上、一冊として同じものはないしね。またがっているものもある。

ラーメンなら醤油でしかも味噌、なんてものはない。混ぜれば作れるが、混ざった味になるだけ。
いくら混ぜてもそれぞれの要素の純粋な個性が失われない小説とは違う。
なんて言うか、小説の場合どの本も無理やり分類しているんだよな。
だから、これは本当のミステリではない、とか、SFではない、なんて喧嘩が起きる。
ラーメンじゃ喧嘩は起きないでしょ。

その上、小説は作る時も言葉にするという繊細な作業をするから、何時間も火にかけりゃいい、
なんてもんじゃないしね。火にかけることにはどこにも繊細さがない。