>>12
「古典に学ぶ」は同意。凡そで見れば、文章は退化しているように思う。
そもそも「小説」の歴史は、進化への模索の軌跡だとおもう。「物語」ではなく「小説」なのだと。
けれども、「文芸」というのはなかなか厄介な問題も孕んでいると感じる。
たとえば、映像や絵画や音楽といった「芸」は受動的に情報をとり入ることができる。どんな、言語でも、どんな人種でも、感覚的にその作品にたいして同調できる。
けれども、「文芸」はそうはいかない。
「読みとる」という、もっとも高等な能動性が必要となる。