英語は論理的ではないのだから、文法的に理解しようとするな、
考えるな、感じろ、
みたいな論調の文をツイッター経由で見かけましたが、
それは違うと思います
まず、論理的でない言語などありません
言語というものはそもそも論理的なものなのです。
もちろん、論理的に説明することが難しい部分もありますが、ごく一部です
例外的な部分をもって本質的特徴のように語るのは、
それこそ非論理的ですよね?
そして「考えるな、感じろ」ですが、文法というのは最終的に「感じる」ためにあるものです
構造と機能を理解せずに文全体の響きを聴きとることはできません
全体を響きとして聴くためには、一つ一つの音を聴き取る必要がある
文法的理解とはそのようなものです
論理的理解が、最終的に感覚的、直観的な理解へと統合されるのです
「考えるな、感じろ」ではなく、
「感じるために、考えろ」あるいは「考えたら、感じろ」と言うべきなのです
そうですね?