いま、時代は、ハーレムです。
女子がたくさん出てくるのがちょっと前からの流れです。
たとえばAKBからラブライブ、そしてけものフレンズ。
共通点は、女子がたくさん、なのです。
つまり時代は、一人の主役ではなく、複数の主役なのです。
これはアイドルやアニメの世界だけの話ではありません。

現実的には、小学校や幼稚園の劇やお遊戯で、主役を決めずに「みんなが主役」というような流れを汲んでいるのです。
そうやって育ってきた世代が、今の若者なのです。だから彼らが無意識に求めているのです。
こういったことは年配者にはわかりません。つまり今の若者の感覚は理解し難いでしょう。

そこにちょっと前の流行り、肉食系女子の要素が加わり、ハーレムとなるのです。
また、いろいろな、なんとか女子、というのもありましたね。すべてが集約されて、今があるのです。
強く生きる女子、個性的な女子、その「みんな」によってつくられる空間。
その空間を描くことによって、その世界に住みたい、となるのです。
またそれがまた異世界ブームの基盤にもなっているのです。
ようするに、「その世界の中に住みたいな」という気にさせるのが、時代の流れです。時代の風です。
わかりましたね?

ちなみに、ゲームがそういった時代の流れを取り入れて、いま若者(や大きい若者)を虜にしています。