1億2千6百万人中、一人だけがかかるという不治の病がある。

原因であるそのウィルスに感染すると、起きている間はずっとバロンという油オジサンのことを想い続ける病。

学会ではそれを「バロンシンドローム」と呼ぶ。


普通の人はまずかからないので症例が少なく、現在は治療方がない。