>>147
全体をみて、光る才能や惹き込まれるものは感じなかった。
感じたのは、意識がクリアだと思われるシーンのあとに、いつのまにか夢の中に入っていて、どのタイミングで寝たの?という違和感かな。
スムーズな場面移行を意識した描写をされるとよいかも。私自身、構成の重要性にピンとこなかったけど、これを読むと構成の大切さが良くわかる。あと、視点のブレが凄まじい。読むのにエネルギー使うかな。


夏に向かって雨降りの日が続いた。
>無理がある。洒落た印象は出てこない。

マザー・グースを訳す生徒の声を聞きながら、彼は盗み見るように窓へ目を向ける。
>生徒という表現から教師目線だと思ったけど、読み進めると生徒目線であることに気付き、イラッとした。リズムも悪い。マザーグースを熱心に訳しているクラスメイトの代わりに、彼は窓を見た。

しかし彼自身の神経はいつもそうした視線に鋭敏であったから、
>いきなり純文学テイストは良く無い、、

心奥の不安を見破られまいと苛々し、落ち着きを失い、ときには不意の声掛けにびくりとすくんだ。
>いきなり純文学テイスト。合わない気がする。

好奇にあふれた周囲の目があった。大きく光る目の群れだ。
>作品の中で、私が一番好きな表現ところをあげるとしたらここ。