>>786
私は全国発売の、若い人なら大抵知っている、当時結構売れた情報誌のデザインが
美のはじまりの一つでした。だから、私は多数の人に共感を持ってもらうタイプの
美的表現を美と言います。もちろん、芸術は爆発だ、と言って迫力ある大作作った
岡本太郎さんでもいいのですが、私はキレイにフォトフレームに収まり、多数の人が
「美しい」という作品を作ることを志向します。

世間から認められない芸術家はそのまま世間から認められないのを甘受しつつ、自分の
信念で自分の作品を作って死んでいくことです。芸術することの動機は世間に認められる為に、
では無く自分の美的表現欲求を満たすためですから。
もちろん芸術家でもない普通の人も、その人生を満足して死んでいく人もいれば、
後悔や「なんでこんな人生だったんだ」と嘆きながら死んでいく人も居ます。芸術家だけでなく
、考え方・捉え方で、幸にも不幸にもなるのが人の生であるとも考えます。