言葉の向こうに、心や魂があるってのはさ、
人はなにかをなしたいと思って、
この世界にいるってことさ。
それは簡単にはなしえない、そこに葛藤が生まれる。
主人公はなにかをしようと思ってそこにいる。
ほかの人物も同じだ。
それが共鳴しあったり、反発しあったり。
その心の模様を描くってこと。
書くときに、この人はいったいなにをどうしたいと思って、
この小説の舞台にいるんだろうって考える。
でも、それじゃまだ足りない。
そうか、その人になればいい。
そんなふうに。
悩みながら考えていく。
だから、そういう感じで真摯に突き詰めていかないとさ。
そういう人がハードルを超えていく。
そう思うよ。
だから、夢がかなうかどうか知らないけど、
せめて正しい方向を向いて進んだ方がいい。