「ぼくたちは勉強ができない」を三巻まで読んだぞ。

正直、自分のモテなかった高校時代を思い出して吐き気がしてくる。
おそらく、この漫画は中学生が読むのだろう。
中学生で読んだラブコメをどこか遠い国のできごとだと思ってて、
実は高校でできてしまう。それが平成日本文化だ。

しかし、おれの青春は、おれを含める学級のモテない男子三名だけは女の子の裸をいっさい見ることができなかった。
挿入だってできなかった。
地獄の青春だった。
おれ以外の中高生の同級生は、みんな女子の裸を見て、エッチしていた。何回も。
「ぼくは勉強ができない」で妄想する性行為を実際に行ってたのがおれの同級生たちであり、
おれの気になってる清楚な女子高生に男子が挿入している写真が一回だけ送られてきた。
それがぼくの地獄の青春だ。
おれの学級の女子たちは、クラスの男子全員とエッチしましたと嘘の報告書を書き、
国家から優秀な女子高生として褒美をもらって帰ってきたし、
「おれは一回もエッチしていません」という報告書も、政府の運営が平気でもみ消した。
それがおれの人生だ。