426 弟溺愛主義 sage 2018/09/02(日) 17:02:49.67 ID:GsTcRO0v
「こうちゃん、私のベッドの上に座って」
「うん……」
 弟は素直に私のベットの上に座る。私は震えを抑えながら次なる指示をします。
「そこで下を脱いで。ズボンと、下着もね」
「えっ!?」
「確認、しなくていいの?」
 弟は躊躇しますが、私が黙って見つめ続けますと、おずおずと下の服を脱ぎ捨てました。私は蜜に吸い寄せられる蜂のように、ふらふらとその下着へと吸い寄せられます。
 弟の下着からは独特な臭気が立ち込めています。それを嗅ぐと、頭がくらくらとした心地を味わいました。同時に、何かがプツンと切れた音も聞いた気がしました。
 私の視線は、下着を脱ぎ露わになった弟の局部に真っ直ぐ注がれます。
「確認、しなきゃ……」
「お、お姉ちゃん?」
「ふふ、大丈夫よ」
 私は弟の肩を優しく押しながら、弟をベッドの上に寝かせる。――不安げに見上げてくる視線。ぞくりとします。
 既に確信していますが、念のためと弟の一物に手を這わせます。二度、三度滑らせるように手を上下しました。
「あっ……」
 弟の口から悩ましげな声が漏れます。同時に、弟の一物に血が通い硬度が明らかに増す。その頭は半ば持ち上がっています。――もう、間違いないようです。
 確信と同時に、どうしようもない欲情が湧いてきます。きっと、理性を麻痺させるこの臭気がいけないのです。
「お姉ちゃん!?」
 弟が驚きの声を上げます。私もまた、下の服を脱ぎ始めたからでしょう。でも、驚く必要はどこにもありません。弟に懇切丁寧に教えるには、実地で教えるのが一番に決まっているのですから。