おれの部屋にPCが来て、ネットサーフィンして見つけたのが2ちゃん文学板で、
漱石の向こうを張って、夢描写の日記みたいなスレ立てて書いてたら、
ゴラァ姐さんが来て、この板に誘ってくれたんだな。
で、おれは、猫はサワン、を書いたのである。
自分でいうが、あれは、いまでも人を惹くらしいぞ。
ワイスレにいるロム猫とか、去年だか、すげー褒めようだったぞ。
当時、おれはすでにいい歳の親父だったが、
あのとき、おれにも小説が書けた、という満ち足りた感はあったぞ。
それまでは、ちょっとうるさい読み手にすぎなかった。