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 袋からコンドームを取りだした。
 自身の発情の灯火が消えぬよう、迅速的かつ無駄のない動作で装着を試みると、何故か、女は私の片腕を鷲掴みにし、赤らめた頬をこちらに向け、「今日は大丈夫だから」、と子猫の様な声色で鳴いてきた。