明確には売り渡してはいないんだよ。

ところが、
著作権法によって、映画会社がじかに作品の権利を手にすると、
作者の著作権は映画会社の承認なしには公子できないことになるうえ、

映画の部品としての作品(小説にしろ脚本にしろ)の著作権は、
映画会社が自己のものとして行使できるようになる。

つまり、
作者は潜在的には著作権を持った状態のまま、
使うことの出来ない状況におかれてしまう。

その状況への道すじを、出版社が作者の了解なしに作ってしまってるということ。

困ったものだ。たぶん、いずれ映画会社と話し合うと思う。