ってか、3.11だなあ。当時は六本木の35Fで働いてたな。
休憩室のテーブルの脚につかまって、
「まだ死にたくない!」って泣いていた女の子もいた。
オレは帰宅難民になっちまって、距離的にはちょうどなかばごろなのかな、
仕事終わりだし、疲れてきていたんだが、はよアパートに帰りたくて無理して早歩きしていた。
それなのに、どんどん寒くなってくんだよな。あれは不思議だった。
けっきょく3時間以上かかって、部屋にたどり着いたんだが、
そんときは足の痛みや疲労よりも安堵が優先したな。まあ、そこそこ散乱していたけど、
思ったほどではなかった。マイルスの『カインド・オブ・ブルー』が床に落ちていたっけなあ。
翌日、腿からふくらはぎから足首、足の裏まで全体が痛くてマトモに歩けなかった。
それでも飲食物が無いから、コンビニに不確かな足どりで入店したんだが、
廃業したのかと思ってしまうほど商品が無くて、ある物をとりあえず買ってきた。
犠牲者の方々からしたら、他愛のないことだけれども、そんなことを憶えている。